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あまいおかし、

日記もどき↑ 暴走のままに文章(現在rkrn多め)↓

2024'05.19.Sun
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2007'02.17.Sat
(芭録)
03 手を繋ごう

右手を出したら大きな左手でぎゅって掴まれる。優しい体温に少しだけ心臓がとき、と鳴る。ミヤの手は野球する手で、俺より大きくて、なぜだかなんとなく好きだと思う。この手が野球する事がとても素敵だと思う。
ミヤと手を繋ぐのが好きだ。
心と心が重なるような気がするから。



大きい手が好きです。
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2007'02.12.Mon
(芭録)

「―愛するがゆえに人を殺すってどんな感じなんだろ」
とミヤが言うから、それってきっと愛なんかじゃないよ、と答えた。
やっぱりさ、好きな人だったらいつまでも一緒にいたいじゃん。独占欲だけで殺しちゃうなんてバカみたいだよ。そういうとミヤはけど俺は自分だけのものにしたい、ってのもわかる、気がする。と呟いて、けどやっぱり一緒にいるのが幸せなんだけど。



なんかむじゅ・・・ん?
私はタイトルなるものをつけるのが苦手です。うー・・・。
2007'02.12.Mon
(芭録)

ため息すらも凍ってしまいそうだ、なんて思う凍てつく空の下で、独り、どうしようもない気持ちで夜空に小指だけをかざしてみた。どうしようもなく役立たずな小指には赤い糸なんか繋がっているはずもなくずきり、と心臓が軋んだ。―それだけだ。
「・・・またケンカしちゃった気だし」
ため息はとどまることを知らない。少しずつ、ゆっくりと音もなく溶けていって、そうして空気を重くしていってるみたいだった。かすむ夜空に星は瞬かない。役立たずな小指は痛む事を知らず(違う、麻痺してしまったのかもしれない)ただ胸をひりひりと焦がすだけ、それだけだ。
ばかみたい、とすら呟けない。本当にばかみたい、だ。
ため息ごと吸い込むように、冬の空気を思いっきり吸い込んだ。冷たい空気が肺を蝕む。まるであのとき言われた一言みたいだ。深く深く鋭く、胸の中に入り込んでくる、痛い。
そんな心臓をえぐるような景気付けして、いつもの三倍神妙な気持ちで携帯を開く。新着メールは、なし。一瞬でつん、と熱くなりそうなこめかみを冷たい夜風がそぉっと冷やしてくれた。
「ミヤ、」
のばか。と口の中だけ呟いても届くはずはなく、三日前から新しいメールを受け取ることのない専用のメールボックスが、なんとなく、どころかとても寂しい。閉じた携帯は緩んだ涙腺を誤魔化すように思いっきりよくポケットにつっこむ。落としたため息一つ、涙は零れなかった。



没ネタその1。一番最初に書いて悶々してた奴ですが途中でばさりと見切ってみた。
2007'01.22.Mon
(芭唐→録)
10.ここから一歩踏み出そうか

青空睨んで深呼吸して
いち、に、さん、
踏み切れ!

この世で一番大切なのはタイミングと歌っていたのはなんだったのだろうか。ゆらゆらとゆれる先輩の後ろ姿にいつもどおりきゅん、としてみたり。先輩がいるから毎日が楽しくて笑えて、明日が楽しみ!って思える。とにもかくにもバカみたいで先輩が好きで好きでたまらない。伝えられなかった言葉がぐるぐる、と喉元を通り過ぎそうで、

深呼吸。
目を閉じて、開いて、

一歩踏み出せ!



芭唐片想いで乙女。どいつもこいつも乙女でどうしようもない。
友達以上恋人未満で10のお題コンプリートです。

じゅみがいつのまにやらししゅんきに。年月が流れるのは早いなぁ・・・。
2007'01.16.Tue
(芭録)
5.失うことがなにより怖い

さよならは嫌いだ。
ミヤが手をふって、じゃあセンパイ気をつけてね。と笑う。心配されて嬉しいくせに意地っ張りな俺は「女の子じゃなさ気ー」と答える。嬉しい反面さみしい、なんて思ってることは多分墓場まで持っていく秘密。
ミヤが手を振って、じゃあね、と笑う。
今生の別れみたい、だなんて思えない当たり前の光景。それでもなぜか、

いつか失ってしまったら、



それでもあしたもこんなことが思えますように!
2006'12.31.Sun
(芭録)
04 捕まえた

もうきっと離せないから。

「録、センパイ」
嫌なら嫌っていって。ちゃんと。
ミヤの顔はどうしてかひどく泣きそうで、一声一声が涙一粒一粒みたいだった。ざらり、と胸を打つ、声。どうしていやだなんていえるだろう。どうして、
差し伸べられた手を拒めるだろうか。
いいよ、とは言わない。言えない。それでも、

ありったけのプライドをかなぐり捨てて短いキスをミヤに送る よ。



捕まえたのなら離さないで。

花と君、あと一つ。今年中に終わらせます。笑
2006'12.30.Sat
(芭録)
05 蝶と花

そうやって優しくキスをしてください。

沈黙。
やさしい、と思う。
こうやって、ぎゅって抱きしめられるのはいつまでなのかな。暖かな体温がぐっと胸にしみる。大好きだよ、って甘い花の香りで君を誘っていれるのはいつまでなのかな。恋はいつまでたっても打算的で、破滅的。
「ミヤ」
好きだよ。どうか離れていくまではこうやって優しいキスをしていてください。



どうしてか御柳が蝶に・・・ミステリアス!

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