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あまいおかし、

日記もどき↑ 暴走のままに文章(現在rkrn多め)↓

2024'12.28.Sat
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2006'09.28.Thu
5:寸止め

キスするかしないかの狭間、ミヤの顔が目の前にある。照れくさいしどうしたらいいのかわからなくて視線を逸らそうとしても近すぎて視線の持って行き場がない、そんな距離。目をつぶろうにもつぶれないのは真剣にこちらをみてくるミヤの顔が好きだ、と思うから。口から飛び出そうなほど高鳴る心臓の音はきっともう、ミヤに届いているんだろう。
「センパイ」
録、センパイ。
ミヤの声が柔らかに名前を呼ぶ。吐息が、甘くて優しいその響きが直接鼓膜を震わせてくるようで。とめることが出来ないのは目下急上昇中の顔の温度。こんなに近くにいるんだからもうミヤには、真っ赤でトマトみたいになった顔なんてとっくに見られてる、知ってる。
穴の開くほど見つめる。とはこうゆうことを言うんだろうななんて思う。とっくに臨界点を越した思考と脳はそんなことしか考えられない。
「センパイ」
―録、
とミヤがぼそりと呟く。
とどまることを知らないのはたぶんなによりも、ミヤを好きだっていう想いなんだと思う。

録、
と今度ははっきりした音で、ミヤの声が鼓膜を震わした。
近すぎる顔はそれでも相手の顔を見るには十分だった。
絡み合った視線を逸らすことはあまりにも難しくて、

結局こちらからキスを仕掛けてみる。



寸止め。
録総受けアンソロにテンションが上がりながら書いてました。
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2006'09.24.Sun
「俺、もしセンパイがいなくなったら、どうしたらいいんだろう」
深刻そうな顔で突然、ミヤは言葉を落とした。
は?と聞き返して、質問の意味が理解できないでいて、ミヤを怪訝そうに見つめる。ミヤは困ったようにだから、センパイが俺から離れていったらどうしたらいいんだろう。とのたまった。正直どこから『だから』という接続詞を繋げているのかわかんないけどとにかく一言
「俺のこと離す気なんかない気でしょ」
そういうと当たり前、と短い答えが返ってきた。じゃあ心配ないじゃんというとだってそれでもセンパイを離さざるをえないときがくるから、と言った。だって死が二人を分かつまで、しか誓えないんですよ。とわけのわからない言葉をこちらにぶつけてくる。
「人を勝手に殺すな、バカミヤ」
どんっ とミヤの腹に右ストレート。だけど彼は堪えていない様でそうしてもう一度こちらに向かって聞いてくる。
「ねぇセンパイ、俺あんたが死んだらどうしたらいいのかな」
深刻そうに真剣に、ミヤの瞳がこちらの瞳をとらえる。ためいきひとつ。こうやって見られたら白旗を上げるしかない。わかってるんだかわかっていないんだか。ねぇ、ミヤ、たとえ俺が死んでミヤを一人に残してしまったとしても

「笑っていればいいよ」

うぅん、笑っていてください。


俺が死んで、ミヤが笑っていられないなら

たぶん後悔する。


生まれてきたこともミヤに出会ったこともミヤを好きになれたこともミヤが好きでいてくれることもミヤの隣ですごした時間ですらも後悔する。笑っていてほしいんだ。わがままだけど、それだけはホントの気持ちだから。

うんわかった、と答えた横顔は本当にわかっているのかいないのか。
だけどそれだけ幸せな気持ちになれる、気がするんだ。


*
なんだかめちゃくちゃなお話。当初のネタはこんなんじゃなかった・・・
2006'09.16.Sat
9:振り向きざま

夕空ににじんだセンパイの背中がひどく綺麗だと思った。
センパイの背中から羽が生える、なんてそんなバカなことは思わなかったけれどけど、羽が生えてきても驚けないだろうな、って思った。それくらいセンパイに降り注ぐオレンジの陽光が綺麗で。
「ねぇセンパイ」
ゆっくりと背中に向けて呼ぶ。「んー?何気ー?」という生返事だけが帰ってきてちょっと悲しかったりして。それでも気を引くためだけにもう一度名前を呼ぶ。
「録、センパイ」
だからなーに、って不機嫌そうにこちらを見てきたから

キスをしてみた。

「・・・なにやってんの、ミヤ」
センパイは怪訝そうに眉をしかめてここ、道気。わかってる?と驚いたんだか驚いてないんだかどちらかというと呆れた、って言うのがぴったりな顔をして睨む。そんな顔も可愛いんだけど、なんていわないけど。朱牡丹録、とゆう人の全てがたぶんすべてかわいくて愛しい、って思うんだ。



あんまり振り向きざまにが生きてない気がします。ポップな感じに書こうと思いながら撃沈した感じです。毎日なにかしら撃沈している気がします。せつなすぎる!文才もそうだけどネタの神様が降りてくればいいのに。
他の方のお話で御柳が録のことを「録」って読んでいるのがすごくすきなのですが自分はやるとどうしても「センパイ」としかいえない、敬語しか使わない御柳になります。悪そうなかっこよい御柳が書きたいんだけどなぁ・・・。
2006'09.14.Thu
大好き大好き、愛してる。
何回言っても伝わってない気がするのに何でなのかなぁ、

こんな口づけ一つでとてもしあわせになれるなんて、ね。


―Kiss me, Honey...―


「ねぇセンパイ」
キスしてと幼子のように甘えてみたら機嫌がいいのかなんなのか優しい口づけをくれた。センパイからふってきたキスはどうしてか甘くてひどくひどくあたたか。ちゅ、と触れただけの口づけに少しだけ不満でもっかいというと「まったくミヤは」なんていってもういちどちゅ、と唇を今度は頬に落とした。
そのしぐさがあまりにも可愛くて。

今度はこちらからそっとキスを落とした。



Y様に捧げる話の対になるかもしれない話。Y様に捧げる方はKiss me, Daling(つづり不安)です。たぶん。そっちの方がキスキスしようと思う。がんばる!

調子に乗っていろんなところにこそこそ遊びに行ってきました。>メロ
どうしよううざいじゃん自分orz
じゅみが「副長」って覚えました。言わないかな。うん、楽しみ。ミヤとか録とか録とか芭録とか浜田とか泉とか泉とかも覚えてほしいのに(わ)むしろ山崎ぃぃとか言わせたいな。
縛り付けるとかそういうなんだかなぁな単語は良く覚えるみたいです。
主人に似るのかしら。
U様を見習って華月も連呼しておこう。(え)録、録、芭録、芭録、芭録。むしろハマイズ、ハマイズ、泉、泉!!
2006'09.08.Fri
「センパイ」
帰りますよ、と声をかけてもセンパイは動かない。どうしてだかはしらないけどひどくぼぉーとしているようだ。俺の声、聞こえてないのかな。少し残念だと思う。センパイの声を聞き逃したくないくらいセンパイには俺の一挙一動を見ていてもらいたいんだ。
ま、なんてわがままだけどね。
「センパイ」
ともう一度呼ぶとあ、ミヤだ。と。

センパイがにっこり笑えばそれでいいんだ。



うーん・・・なんだかさぱりーわからない話になってしまいましたorz
2006'09.07.Thu
「ねぇ…もしあんたを御柳から奪ったら…俺はアイツに勝てるんだろうか、」
口に出した途端陳腐なものに思えてしまう所詮その程度の思いなのだ、
・・・あの人はそれをきれいに笑って聞いた。きれいに笑って答えた。
「俺、あいつの絶対じゃないから無理じゃね?」
ぽつり、とそれだけ一言落としてきれいにほほ笑んだ。

「そんな嘘つかなくても、」
本気なんかじゃないし。-奪えない、し。だから苦し紛れに聞く。

「あんたはミヤがそんなに好きなのか?」

そうして敗北するのは、
自分なのだ、

(わかっているのに、)


ただいま帰途。ケータイからこんばんわ華月デス。バスの中でこけまくって恥ずかしかった…あれはバスの運転手が悪いんだ!と訴えてみる。
気をつけて帰ります…
2006'09.04.Mon
感謝しよう。

そうやって二人で手を繋いでいられること。
『御柳芭唐』という人間が『朱牡丹録』という人間に出会えたこと。
『朱牡丹録』という人間が『御柳芭唐』という人間に出会えたこと。
今この日にこうやって隣にいることを、

感謝しよう。

たくさんけんかもして
たくさん笑いあって
たくさん泣いて
怒って拗ねてそれからキスしたりして
こんな風に生きてきたこと
そうゆう風に生きてこれたこと

感謝しよう。

手の先につながる暖かさに
にっこり笑うと笑い返されるくすぐったさに

感謝しよう。

『御柳芭唐』っていう人間の存在を
『朱牡丹録』っていう人間の存在を

これからともに歩いていける幸福を

信じ続けよう。



ミスフル24巻発売おめでとうございます!!もういろいろ感無量です。かんむりょうっ!
なんかいろいろ・・・こうこれからも二人で行きます!宣言。
今から明日の日本史の勉強しなきゃあなぁ・・・。
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