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あまいおかし、

日記もどき↑ 暴走のままに文章(現在rkrn多め)↓

2024'12.28.Sat
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2006'09.02.Sat
なんで、いつもいつもいつもこぉなんだろう?
変わらないサイクルは、いつでもボクを縛り付ける。

ほら、またお前は嘘をついて。


―嘘つき―


「っ~!今度こそ、絶対許さない気!」
そう叫んだ。まるで、この世の終わりのよな顔をして。
相手が気にもしてないことは百も承知。
わかってる。
タダの社交辞令みたいなもの。何度繰り返されたのかもわかんないよなやり取り。
それは2人の間に通じる合言葉みたいなもの。
どんなにおかしくても。
どんなに狂ってても。
それが2人を繋いでいるから。
「センパイ、何度目っすか?今度こそって・・・。いつも言ってるじゃないっすか?
 だけど、いつもいつも結局アンタは俺が居なきゃ駄目だって自分でも、わかってんでしょう?」
物言いはまるで見透かされてるみたいで。
あぁああなんでどうしてこんなに心がざわざわするの?
「うっさい!黙る気!!全部、全部、ミヤが悪い気!!」
言い放った言葉は段々勢いを失って。どうしようもなく深みにはまってしまったみたい。
身動きが取れない。もうほんとにどぉしようもなくなってる。ミヤの所為だミヤの所為、ぜんぶミヤが悪い、んだ。ぼす、と殴りかかるまね。受け止めるミヤがふって笑った、笑顔。
結局、いつもいつもその笑顔に負けてしまうんだから。

単純すぎるね。まったくもぉ。

どおせ、お前は嘘つきなんだ。そして、ボクはとても単純で。
だから、しょうがないから嘘つきなお前に騙され続けてあげましょう。

ほら、またお前は嘘をついて。
どうしようもないぐらい、ボクは深みにはまってく。
変わらないサイクルは、いつでもボクを縛り付けてる。



発掘なお話。えーいまとの違いはアレです。台詞が多い、長い。
うーん・・・こうしてみるとやっぱり文体変わったんだなぁ。って思います。
最近の華月っぽいのはあとで付け足したモノ。文体あわなくてびびりました。
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2006'09.01.Fri
「・・・暇」
つぶやいた言葉が虚空に消えてぱんとはじける音がした。
暇というより憂鬱な、午後。
ぴぴ、と片手でいじる携帯にはミヤの名前がちらつく。
あぁなんかな。むかつくかも。
だけど暇には勝てない。一人じゃ退屈も潰せないなんてだめじゃん自分。
『ミヤー今暇気?』
と短くメール。目を閉じて届いた瞬間の彼の行動を想像。
さん、にぃ、いち、

♪~~~

なり響いたのはミヤ専用着信音で、ほら想像大当たり。と薄く笑った。

『暇ですけどー?なんすかデートでもしますか?』

『んーミヤが1時間以内に来てくれたら』

『まじですか、じゃあ絶対行きますから、待っててください』

『んーまってる気ー』

それきり鳴らないケータイを胸に抱きしめてことんことん、外の音を聞く。
ミヤ早く来ないかな。なんて思ってる。
ミヤが笑ってくれればこんな憂鬱吹っ飛ぶのに、きっと。
あ、

さん、に、いち、

ドアの開く音がした。



そんなわけで書き分け練習再開です。
お題というかなんというか・・・ELTのファンダメンタルラブをイメージしようとして
失敗した感じですね!笑
2006'08.30.Wed
沈んでいく、
ずぶずぶ、と音が聞こえる。
あたりは濃密な、まるで気の抜けたソーダ水の中のようでひどく甘く重い気がした。確かに甘いのに、それはひどく重くて胸を締め付けた。

「センパイ」
たとえるなら気の抜けたソーダ水。甘くて重い。ずぶずぶと、惰性、な恋情。溺れていくのは自分自身の意思だなんてそんなわけないのに。もしこんな風に溺れていくのが自分自身の惰性だとしたのなら俺とセンパイの出会いとか流れる何かってのは結局のところすべて『惰性』の生み出すものになってしまう。『運命』って奴に流されて溺れている、そう思ったほうがよっぽど甘い水を吸える気がした。
「みーや」
なにかんがえてる気?と、にらむような視線。はセンパイのくせ。
なんでもないっすよ、とこつんとあわせたおでこから伝わる微力な体温を感じてしまったら吹っ飛んでしまうような考え事なんて結局ろくなものじゃないんだから、さ。
「ねぇセンパイ」

―そばにいて?

そういったら優しいセンパイは悪態をつきながらもいいよ、って言ってくれたから。



多分日記ログ。このころ自分にいろいろあったのでそのへんのことが話の中にでてきまくってるんだと思います。惰性の恋、とかそのあたり。
2006'08.30.Wed
10:どちらからともなく

そうやってふと視線が合わさった。
なんとなく、何気なく嬉しくてにっこりと笑うとミヤもふっと微笑んでくれた、から。嬉しい。

どちらからともなく唇を合わせる。

「・・・センパイ」
名前を呼ばれたからその声に従うように顔を動かして、もう一度ふってくるであろうミヤからの甘い優しいキスに備えて目を閉じた。



短い・・・!キスのお話が好き、といわれたのでちょっとえへえへしてます。

じゅみが覚えた言葉が「鎖骨」とか「シノ」とかでちょっと焦った。笑
名前の由来はスルーの方向で。
2006'08.27.Sun
ミヤが無理矢理口の中に押し込んだチョコレートを噛み砕く。

「にっがぁ・・・」

なにこれミヤ。そう聞くと最近噂のカカオ99パーセント、となぜだか楽しそうな答えが返ってくる。苦いでしょ?買ったけど溶かして甘くして飲む以外思いつかない。と彼は言う。
「・・・それ、」
俺に作れって言ってる?とため息交じりに問うといいんですかなんて。

そんなに目を輝かして言われたら、ねぇ?



書き分け練習。
苦いのなんかには負けないくらい甘いのです。うちの芭録は。たぶん。
2006'08.26.Sat
8:まぶたに

そうやってゆっくりとセンパイの閉じたまぶたにキスをする。センパイはくすぐったい、と声を漏らした。ミヤの吐息、くすぐったい。って笑い声をもらす。
「セーンパイ」
かわいい。と抱きしめてみる。抱きすくめられたセンパイは「くるしーい気」といいながらも抵抗しないから悪乗りしてさらにきつく抱きしめる。センパイはやっぱりうれしそうに笑って「くるしーミヤっ」と。だけどセンパイははなれていこうとしないでぽん、とこちらに頭を預けてくる。

幸せ、
と思うわけです。



みじかいなーキス生きてないよorz
2006'08.25.Fri
3 : 神さえ恐れはしないというのに

どうしてだろう、
わからない。

「センパイ、」
ぎゅと抱きしめて。センパイは身動きをしない。ただ一言「どした気?」と呟いただけだ。センパイはひどくやさしい。やさしくてやさしくて、そう。俺をどろどろに甘やかしてくれる。小さい子供になった気分。だ。やさしいやさしいセンパイは俺を拒まない。やさしくそぉっと包み込んでくれる。
だいすき、喉まででかかった言葉は言わない。言えない。
「・・・神様ってさぁ」
いると思う?そう聞くとさぁ?とアバウトにセンパイが答える。いるときゃいるしいないときはいないんじゃねーの、なんてあぁそうだよね普通はそんなもんだ。神様なんて困ったときに神頼みさしてくれればいいんだし。都合の悪いときはいない、でもいいんだよな。現在はきっと。
「おれはさ、神様っていても怖くない」

だけどねぇセンパイ
あんたがいなくなるのだけがどうしようもなく、怖いんだ、俺は。



録に依存芭唐。うちの芭録の基本形態かな。
芭唐を男っぽく書きたいんですが難しいです。女々しい芭唐さんばかりです。
私が書くとみんな乙女みたい。うーん・・・。
甘めのお題をどっかから借りてきたいな。うん。
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