あまいおかし、
日記もどき↑ 暴走のままに文章(現在rkrn多め)↓
2006'08.30.Wed
沈んでいく、
ずぶずぶ、と音が聞こえる。
あたりは濃密な、まるで気の抜けたソーダ水の中のようでひどく甘く重い気がした。確かに甘いのに、それはひどく重くて胸を締め付けた。
「センパイ」
たとえるなら気の抜けたソーダ水。甘くて重い。ずぶずぶと、惰性、な恋情。溺れていくのは自分自身の意思だなんてそんなわけないのに。もしこんな風に溺れていくのが自分自身の惰性だとしたのなら俺とセンパイの出会いとか流れる何かってのは結局のところすべて『惰性』の生み出すものになってしまう。『運命』って奴に流されて溺れている、そう思ったほうがよっぽど甘い水を吸える気がした。
「みーや」
なにかんがえてる気?と、にらむような視線。はセンパイのくせ。
なんでもないっすよ、とこつんとあわせたおでこから伝わる微力な体温を感じてしまったら吹っ飛んでしまうような考え事なんて結局ろくなものじゃないんだから、さ。
「ねぇセンパイ」
―そばにいて?
そういったら優しいセンパイは悪態をつきながらもいいよ、って言ってくれたから。
*
多分日記ログ。このころ自分にいろいろあったのでそのへんのことが話の中にでてきまくってるんだと思います。惰性の恋、とかそのあたり。
ずぶずぶ、と音が聞こえる。
あたりは濃密な、まるで気の抜けたソーダ水の中のようでひどく甘く重い気がした。確かに甘いのに、それはひどく重くて胸を締め付けた。
「センパイ」
たとえるなら気の抜けたソーダ水。甘くて重い。ずぶずぶと、惰性、な恋情。溺れていくのは自分自身の意思だなんてそんなわけないのに。もしこんな風に溺れていくのが自分自身の惰性だとしたのなら俺とセンパイの出会いとか流れる何かってのは結局のところすべて『惰性』の生み出すものになってしまう。『運命』って奴に流されて溺れている、そう思ったほうがよっぽど甘い水を吸える気がした。
「みーや」
なにかんがえてる気?と、にらむような視線。はセンパイのくせ。
なんでもないっすよ、とこつんとあわせたおでこから伝わる微力な体温を感じてしまったら吹っ飛んでしまうような考え事なんて結局ろくなものじゃないんだから、さ。
「ねぇセンパイ」
―そばにいて?
そういったら優しいセンパイは悪態をつきながらもいいよ、って言ってくれたから。
*
多分日記ログ。このころ自分にいろいろあったのでそのへんのことが話の中にでてきまくってるんだと思います。惰性の恋、とかそのあたり。
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