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あまいおかし、

日記もどき↑ 暴走のままに文章(現在rkrn多め)↓

2025'01.16.Thu
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2007'04.21.Sat
(ハマイズ)

言葉なんて覚えなければよかった。


好きだなんて言葉、どうして知ったんだろうか。
知らないままだったらきっと、激情にまかせて君を引き裂いてしまえたのに。


抱きしめた。
矛盾した想いごと。
「殺しちゃいたい」
なんて不穏な言葉を呟く。
ぎゅって強く抱きしめて泉の肩に顔をうずめた。
泉は嫌がる素振りも見せずにそれでもひどくそっけなく「お前なんかに殺されてやんない」と言った。顔は見えないけど、きっとものすごく無表情な顔をしているんだと思う。うん、それでいいよ、とひどく悲しい思いで答えたら「お前なんか殺してやんない」ともう一度そっけなく告げられた。
泉の優しさは、ときどき綺麗過ぎていたいんだ、ねぇ。
生殺し状態だよ。



こんな感じの話をアップしたかったんです。挫折です。次になにを書こうと思ったか忘れました。記憶力がありません。
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2007'04.19.Thu
(ハマイズ)
01: 背中あわせ

とん、とあわせた背中から伝わる暖かさ。

体重を思いっきりかけて背中合わせというより背もたれのよう。揺らがない浜田がなんとなくむかついて(それはもちろん身長差とか体重差とか考えれば当たり前のことなのだけれど)もっともっと力を入れて浜田が音を上げるような体勢を作る。それでも浜田は「重いよ、泉」となぜだか嬉しそうに笑って言ってその体勢をなおす気配はない。やさしすぎるんだよ、と小さい声で呟く。浜田には届くことなくたぶん、こちらにしか見えていない青空に消えていった。



懐の広い浜田を書いてみようと思ってみたんですよね唐突に。
明日から模試です。勉強したくありません
2007'04.08.Sun
09 全てを君に

言葉にして伝えるのは難しいし、だからって態度に表せるわけない。テレパシーなんか使えるわけないし、いまさら意地っ張りを直せない。しょせんお子様なんだ、まだ、まだ。

「―・・・」
無言で浜田を見上げた。言葉は紡がなかったんじゃなくて、紡げなかった。浜田を前にすると言葉を見失う。言いたいことと言ってしまったことの差に後悔するのが怖くて、口をつぐんでしまう。浜田は少しだけ悲しそうに笑って俺はどうしようもない気持ちを抱えたまま、目をふせる。
「泉」
どうしてそんなふうに優しく名前を呼ぶんだろう。数え切れないくらい傷つけた人だ。いつだって自分勝手で、浜田のことなんか考えられないのに。それでも泉が好きだよ、なんてどうしていえるんだろう。
ばかみたいだ。
「―・・・」
やっぱり、なにも言えない。傷つけることしかきっと、出来ない。唇をかんで下を向く。なにも言わない俺に、それでも浜田は優しい。まるでこちらの考えなんて見透かしているみたいに俺は泉のだからなんていう。ばかみたいだ、この男は。それに答えられない自分も。

まだ全部あげられないよ、



もっと甘ったるい話になる予定だったのに・・・何を間違ったんだろう。
2007'04.02.Mon
08 好きになりすぎた

そしてまだ君を好きになる、
ずっと。

さらさら、と髪を撫でる。短い、お日様の匂いがするあたたかな黒髪。すやすやと、無防備な寝息は穏やか。どうしてこの子はこんなにもかわいいのだろう、なんて思う。春で頭がやられてしまったのかもしれない、泉なら、そういう。だけどきっとこんな泉バカなのはずっと、ずっと前からで、すごくすごく、―どうしようもないくらい好きになりすぎてしまったんだ。
お日様が優しい光を窓辺に注ぐ。洗濯物入れなきゃ、と思って立ち上がったこちらの服の裾を泉が寝ぼけ眼で掴む。
「―・・・はま、だ」
どこいくの?なんていつもの三割増しあどけない声で聞いてくる。どこもいかないよ、ともう一度頭を撫でると足下、とだけ呟いてまた柔らかな寝息をたて始める。―まったくもう。洗濯物はしばらく取りにいけないかもしれない、というか行きたくない。
こんなあたたかな時間を、自分からは壊せない。

泉が好きで好きで好きで、好きになりすぎたって自覚があるくらい好きでそうしてまだ好きになり続けている。きっと、これからずっと。



寝ぼけた泉はいつもより甘えんぼ。みたいな感じをかきたかったんですよねたぶん。
2007'03.28.Wed
(ハマ→←イズ+水谷)
05 相談事は秘めやかに

「―・・・こくはく?」
こくはく、こくはく、と二、三回呟いてやっと意味がつかめた。あぁ、告白ってその告白か。と意味不明な受け答えをしてしまう。泉はじれたようにやっぱり水谷に相談するのなんて間違いだった。とそっぽをむいてどこかへ行こうとするから一生懸命引きとめた。
「や、ちょ、ま、それ、もしかして

 ―浜田に告白された、ってこと?」
なんとなく声を落として言う。泉は瞬間湯沸かし器も真っ青な早さで真っ赤になり、逡巡したあとちいさく、本当に小さくこくり、と頷いた。その様がなんとなくかわいくてくすり、と笑ったら頭上に制裁が振り落とされる。痛いって、泉。文句を言っても聞かない振り。仕方ないなぁとため息一つ。
「・・・それで泉はどうしたいの?」
「・・・それは」
なんて言葉に詰まる泉は、たぶん本当は答えを決めているはずなのだ。あとはキッカケさえあれば事はたぶん、簡単に進むのだろう。そのための、相談。もいちど、しかたないなぁとため息ついて泉の方をしっかり向いた。



『秘めやかに』の部分が何も生きていません。水谷がヘタレ。
彼はどうしても浜田と同系統だと思います。楽しかった。
2007'03.26.Mon
(ハマイズ)
04 嫉妬とプライド

「―泉、俺のこと好きデショ」
にっこり、という音を当てはめて差し支えなさそうな笑顔で浜田がこちらをのぞきこんでくる。そんなわけないだろ、ばっかじゃないの。とふい、と横を向いて目を逸らそうとしたのだけれど浜田の視線がこちらの視線を追いかける。―そらせない。
「さっきも、」
妬いた?とにやり、と(そう、今度はにやりと)聞いてくる浜田はどうしていつもこれくらい強気でいられないんだろう、と思えてしまうくらいだ。ばかみたい。さっき、とはたぶん、浜田が教室の扉の前でしていた先輩の女との談笑のこと。いまさら、いまさらそんなことに妬くほど学習能力がないわけない。
「―まさか」
ひらり、とかわして。



ホントは内心ぎりぎりな泉。浜田やな奴だな・・・。
好きだ、って正面きっていうのは、プライドに邪魔されるんです。
2007'03.03.Sat
(ハマイズ)
06 ゆっくりでいい

浜田のキスが受けられない。
近づいてきた浜田の顔に驚いたように後ろに逃げるとぽんぽん、と頭を叩かれる。ゆっくりでいいよ、と浜田の優しい声が耳朶をくすぐるのを涙をこらえる気持ちと似たような気持ちで乗り切った。
「―ごめん、」
まじで。
心底申し訳なさそうな顔で謝るとかがみこんだ浜田は視線を合わせてくる。心地よい、心拍数の、その理由を本当は知っている。
「泉はそれでいいんだよ、」
一緒にいてくれるだけで、いいんだよ。
頭をなでられる事でどんどん差が開いていく事に気付いているのに止められない。



キスが受けられない泉きゅんが書きたかっただけです。はい。
文章がメチャクチャなのは気にしないでくださいー。
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