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あまいおかし、

日記もどき↑ 暴走のままに文章(現在rkrn多め)↓

2025'01.16.Thu
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2007'07.05.Thu
(ハマイズ)

「ばーか」
なにかやっただろうか、と真剣に考えるエアコンのない、真夏の部屋。最近むわ、っとしている日本の夏をきっちりと反映してひどく湿気が多くて空気が重い。薄いカーテンをきっちり閉じたのは真夏の陽射しを諸にあびないため。家に居るのにまったくすずしさのかけらもみあたらない。せめても、と買った60円そこらの棒アイスはすでに溶けてしまいそうだ。
どろり、ぴちょん。
と泉のアイスから水色一滴。あーたれた、と短く呟いたら冒頭に戻る。
「―おれ、なんかした?」
暑くて思考がおかしい。口を開くのすら億劫で必要最低限だけ聞く。泉は「なんでこの部屋こんなに暑いの」と文句を言う。暑いのはわかっていてきたはずなのにそれでもどこからわいてくるのだろう、と思うほど泉の口からは文句しか出てこない。
「あつい、」
泉がこぼす。夏だからね、と返すとお前なんかスゲェむかつくと殴られた。



やっぱり中途半端。夏は暑いです。がりが×君はおいしいです。

テストがいろんな意味で終わりました。うん、ほら追試の方が簡単だよね!
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2007'06.24.Sun
(ハマイズ)
09: お前が倒れそうな時には支えてやるよ、だから前だけ見てろ

後ろを振り向けば、そこにいてくれる、という感覚。
安心感というには胸を締め付けすぎるそれは、ないとないで物足りなくて仕方ない。一度だけ振り返ってお前が居ないとと変な感じ、そういって拗ねるように浜田を見上げたら予想に反して「振りかえんな」と言われた。つよいこえ。
どきり、と心臓が音を立てて軋んだ気がしたのは突き放された気になったから。
それでもどうしようもなく意地っ張りで仕方のない俺はすてんの?なんて聞けるわけない。ましてやこの痛みを顔に出すなんてしんだっていいと思う。なんで、といぶかしげにみあげる、ふり。つよいしせん。

「前を見て、前だけ見て進んでるお前のことスゲェ好きだから、だから、お前がこけそうになったときはちゃんと支える」

「けど余所見すんな?」

振り返ってる余裕なんて、ないくせに。と浜田が笑う。
少し前までひたすらに追いかけていた背中を見ることが出来ない。―だけどそれはきっと成長した、ということなのかもしれなくて。違う道を進むことの重さを、知る。俺はその人の背中を支えきれなかったのに。―ばかじゃないのと呟いたけどきっと届かなかった。浜田が「目指せ甲子園、だしな」と笑ったからだ。



あー・・・書きたいことをつめたらなんか話がつながってない感があふれてます。
大人な浜田が好きです。ハマイズはいちゃこらさせるのがとても楽しいです。
・・・テスト前って創作意欲がわいてきませんか。
2007'06.23.Sat
(ハマイズ)
05: 一度しか言わない。てか、言えない

静かな夜。
こぽこぽとこぼれるのは浜田が入れているコーヒーの音。甘め、とひとこと呟いたらはいはい、と返される。なんて会話だこれ、と思わなくもないけど居心地がよすぎるからなにも言えない。舌先に触れる、ぬるい温度のコーヒーみたいで体にす、と染みわたっていく。
「泉」
かたん、と置かれたコーヒーブラウンが揺れる。くるくる、うずまきを何重も何重も描く。じ、と見詰めていたら浜田が「そんなにおもしろい?」と苦笑するように聞いてくる。こうゆうときばっか大人ぶる。だけどだからやっぱり、浜田なのだ。
「好きだよ」
質問には答えずにまったく別のことを答えてみる。驚いたように目を開いた浜田は「え・・・」と耳を疑っているようで。答えはいらない。たまにはいいたくなる。それだけで。もう一度!と懇願する浜田を無視してぬるいコーヒーをすする。
うん、おいしい。
浜田はまだ先ほどの言葉に動揺しているようで、こうゆうときは、子供みたいだ。だけどやっぱり浜田は浜田で。そもそもあんなセリフ何度もいわなくてもいいだろう。―正しくは言えない、なのだけれど。



泉はあんまり苦いものはのまなそうだなと勝手なイメージ。
2007'06.20.Wed
(ハマイズ)
06: 淋しくなったら、俺を呼んで

とん、と押し当てた頭、肩の上。泉の肩は狭いようで広くてあたたかくて、泣きたくなった。浜田―・・・困ったような、ともすると泣きそうともとれる声で泉がこちらの名前を呼ぶ、瞬間の胸の痛みをなんに例えられるのだろう。少なくとも自分の今までの人生の中でこんなに胸が痛いことはなかった。野球をやめるときですら―・・・泉の泣きそうな声には敵わないのだ。
「さみしくなったらおれをよんで、いずみ」
一人で泣かれることが一番辛いよ。後ろから、囁くように告げる、声は泉にどうやって聞こえているのか、なんて知らない。ただ、伝えたくて伝えたくてしかたなくて。泉はやっぱり困ったように泣き笑いみたいな声で「今泣きそうなのお前じゃん」という。泉が泣きそうな声で名前を呼ぶから、心臓がひどく痛いんだ。それでも―・・・。



あれ・・・?なんだか意味不明。
ハマイズはやっぱりいいと思う今日この頃。きゅんがほしいです。
2007'05.27.Sun
(ハマイズ)
09: 壊れるくらいに強く、抱き締める

「―いずみ」
いまの呼び方はきっと、平仮名。そんなことを思う。ぎゅ、て後ろから抱きしめられる。体温がひどく、ひどく熱く感じる。とくり、と高鳴る心臓。
「いたいよ、」
はまだと呼びかけても聞こえてないふりをされて、さっき以上にぎゅって強く、強く。はまだ、もう一度呼びかけると「いずみ」と名前を耳元で囁かれる。ひどくくすぐったい。―こんな瞬間にどうしようもなく泣きたくなるのはなんでだろう。浜田のやさしさとか、さみしさ、そんなもの全部共有できないことに泣きたくなる。
いくら強く抱きしめられたってひとつになんかなれないんだよ。その事実がきっとひどく泣きたくなるのだ。きっと。



おお振り8巻買いましたー。うあああーな展開にひとりでうあああーってしてました。浜田はかっこよいです。それよりなによりあべみはに爆笑。「きらわれてる・・・?」って・・・!!てゆうか三橋可愛いなー。だけどやっぱり泉が一番かわゆかった!三橋のためにがんばる泉。かわいすぎる!!
2007'05.21.Mon
(ハマイズ)
10: 唇が触れた

そっと唇を落とす。ふれるかふれないか―・・・目を閉じる瞬間。
至近距離で目が合うのがいやだった。気付かれてしまうのが、いや。たとえばキスをしている瞬間だとかあんなにも近い距離で『浜田が居なきゃだめなのだ』ということに浜田に気付かれてしまうのをひどく恐れている。すてられる、とは思わない。浜田が俺のことを捨てるとか飽きるとかそういうことはないと思う。そういう視線を浜田はうっとうしがらない事も、知ってる。それでも、そうだとしても、浜田に自分がひどく浜田を欲しているのだ、ということを悟られたくないのだ。
だから唇が触れる瞬間、目を閉じる。
そうしてまぶたの裏の自分が浜田に好きだというのを見るのだ。



想像の中でしか、言えない言葉がある。


いつのまにかじゅみがひとりだち、にまで成長していました。
hito
2007'05.03.Thu
(ハマイズ)
08: 約束

小指と小指を絡ませる。これなに、なんのつもり。と聞いたら「約束?」とどうしようもなく嬉しそうに笑われた。ばっかじゃないの、と思っているのに指を離すことが出来ず、なにも言わないで下を向く。泉?どうかした?と耳を撫でる言葉がくすぐったくて、―・・・やっぱりなにも言えない。



なんの約束だよ・・・!
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