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あまいおかし、

日記もどき↑ 暴走のままに文章(現在rkrn多め)↓

2025'01.16.Thu
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2006'10.21.Sat
(ハマイズ) バトロワパロ?っぽいのでお気をつけを!



君が銃口を突きつける。
けどねぇ、そんな震えた銃口では人は殺せない、よ。

震えている、とわかるぐらいがたがたと音がした。見上げた先の泉は俺に馬乗りになっていてあぁ、こんないい体勢そうそうないのにどうしてか泉の手に握られるのは黒光りする、それ。そうして何を恐れているのだろうか、震えが止まらない泉はこちらに向かって銃口を定めることができないまま「はまだ」とそっとつぶやいた。
ずきり、と胸に痛みが走る。
ごめんね、と口の中だけでつぶやいて一気に形勢逆転を図ってみる。
力の入らないだろう泉は簡単になすがままにかたり、と銃口がはずれる。
「―いずみ、」
ごめんね、何回言っても足りるわけはないけど。
ねぇけど裁かれるのだったら俺だけで十分だよ。
泉の手で死ねたら、なんてそんなこと思ってごめん。
地獄に落ちるのだけは自分だけでいい。
はまだ、もう一度泉が短くつぶやく。ごめんねも大好きも愛してるもホントは全部免罪符にならないことくらいは分かってる。それでも耳元でそっとささやいた「愛してる」のその奥に奥にこめられた意味が伝わっていれば、届いていれば十分だ、と思う。
はまだ、はまだ、とまるで泣きじゃくるように泉が声を漏らす。ごめんなさいごめんなさい、本当にごめんなさい。もう、泉の手から銃は落ちていて彼の声だけが静かに鼓膜を揺らす。
「―・・・こぉすけ」
もぉいいよ。そういいながらゆっくりと口付けをする。
ゆっくりとゆっくりと、泉ののどがこくり、と動くのを見た。

かくり、と動かなくなった泉にごめんの言葉をかけるのをやめる。
「好きだよ泉」
だからせめて自分の手で殺せてよかった、こんなことを思ってしまうのは異常なのかもしれない。けどそれでも―・・・同じところにはいけなくていい。だからせめて最期にとなりでいきたいと願ったんだ。
「好きだよ、泉」

こくり、とのどを動かす。錠剤がゆっくりとのどを冒す。
苦しみはそんなにない。ただ視界が暗くなって暗くなって暗くなって、

終わった。




えーと・・・ほら。とつぜん書きたくなったんですよね。
ホントはこれのギャグっぽいのも考えたんですが、いつの間にか手が動いてびっくり!

いろんな方の日記にハマイズが出てくるたびに嬉しくなってみたりとかもする。
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2006'10.19.Thu
(ハマイズ)

08 1人で泣いた夜

バカみたいだと今でも言える?

―夜の底だ。ひどく静かで妙に冷たくて耳を澄ましたのならしん、と音がするんじゃないかと思った。ひとりだ。どうしようもなくひとり。浜田から着信はなくて(いつもはうざいくらいにいれてくるのに)(ホントはすごく忙しいんだって分かってる)(それでも、)ずきり、と心臓が痛む。

泣かない。
泣かない。

泣いてなんか、やるもんか。

そう呪文みたいに、不意に熱くなりそうな目頭に言いつける。
浜田のことなんかで泣かない。
泣きたくない。

その時点で負けだってことに、気づきたくない。

(幾夜、こうして涙を流すのだろう)

―嘘つき浜田、泣かさないって言ったくせに。

(お前の存在が、ぎゅって胸を締め付けてるんだよ)



君といる日々7の一応続きみたいな。続きじゃないみたいな。
うちの泉はとてもとても浜田が好きなんだと思います。

カテゴリが下になったので気がついたらハマイズとか芭録でも上にちゃんとカプ書きます。
2006'10.18.Wed
07 君が泣かないように

泉が泣かないようになるべく、できるだけずっと側にいてあげるから。
さらさらとなでられる髪はされるがままで、優しい右手の感覚によってしまいそうだなんて馬鹿なことを思った。浜田の声は優しく柔らかに鼓膜を震わせて脳の奥の奥まですぅ・・・と浸透してくみたいだった。
「・・・お前のことなんかで泣かねぇし」
ぼそりともれたつぶやきにも髪の毛をすく手は止まらずただ苦笑したような浜田特有の優しい声が降ってくるだけだった。曰く、自己満足なんだからつっこまないの。そんな一言にすら泣いてしまいそうだなんていったら浜田はなんてゆうのだろうか。

ほんとのこというと
浜田の優しさがひどく胸にいたい、よ。

(だけどそれすらも幸せに感じるくらい)



ハマイズ。なんだかさっきアップしたやつに似ている気がする。
なんだか書きたいことがいっぱいあって結局書けなかったです。泣ける!
文章上達しないなぁ・・・。

テンプレ変え。こっちのほうがいろいろ見やすくなったかな・・・?と。
自己満足万歳なので・・・えへ。(えへって
2006'10.12.Thu
2 : 「(なんでいつもいるんだよ…)」

視線の先にはどうしてかいつだってあいつがいる。
「なんでいつも、」
つぶやこうとした言葉に何故だか胸がぎゅってなってその痛みを隠すように浜田のバカ。と呟いた。視線の先に居る浜田は気付かなくてドアの向こうにいる元同級生と楽しそうに話をしていた。ちょっと、ちょっとだけむかつくけど、これが奴を好きだから故の嫉妬だなんて気付いてなんかやらない。気付きたくない。
視線を無理矢理逸らしてそうしてそれでも少しだけチラッと見てしまった浜田の横顔に不覚にも跳ね上がってしまうこの心臓が恨めしいだなんて思うのは今に始まったことじゃないのに。



ホントは気付いている浜田とかだったら 楽しい。


ころな様のしゅしゅとじゅみがお友達になりました!
ころな様、ありがとうございますッ
2006'10.07.Sat
あ、
と声を上げた彼の視線の先を追いかけてあ、と声を上げた。
ぽかり、と藍色の闇の中にぽかり、と浮かんだお月様は大きくて真ん丸だった。

「今日って中秋の名月、ってやつ?」
浜田が忘れてたなぁ・・・なんて頭を掻いた。そうだっけ、とまるで驚いた自分を恥じ入るかのように冷たく突き放すように答えてしまう、悪い癖。それでも浜田は気にすることもせずあ、コンビによってこ、泉ーなんて甘えたような声で聞いてきた。
「なんで、」
別にいいけど。がらがら、と彼の引く自転車に乗る自分のカバンがゆれる。きらり、とカバンが月の光を反射して浜田の髪の毛を、柔らかに透かした。―きれいだ、なんて思うのは今更なのかもしれない。
そんなこちらの逡巡など知らないようにコンビニにならお団子くらいあるでしょ、と。
遠まわしに『一緒にお月見しよう』と言っているのだ、と思う。

せめてこれくらいは、頷いてあげようと思うわけで。



久々にハマイズ。お月見です。お月見前、かな?


じゅみが

っていって少しだけときめきを感じました。中秋の牡丹。良い言葉ですね。
2006'09.27.Wed
「ここにいたいだけ、」と泉がぼそりと呟いた。
「そっか」と一言だけ返した。泉はその返事にうなずくでもなにをするでもなくただ頭を預けるようにぽん、と倒れこんだ。泉のあまえんぼ、と笑うと時々はそんなことしたいのとこれまた珍しい返事が返ってくる。だって浜田が好きなんだ、って酔ってるのか眠いだけなのか。
それでも

あぁ、幸せだなんて思った。



すいません。なんてゆうかむしろネタ的な感じで。ハイ
2006'09.10.Sun
8 : 忌々しい、あんな、たった一言で、

バカみたいだ。あんな一言でこんなにも泣いてしまいそうになるなんて。ぜんぶぜんぶあいつが悪いんだ、ぜんぶぜんぶ。そうやって責任転嫁をしようとする俺を彼は優しく許す。いいよ、俺のせいにしななんてそんな優しく言えるのはほんとにずるいずるい。ずるすぎる。もうどんなにずるずると彼に惹かれて彼に許されて彼に、どうしようもなく甘えて甘えて依存して。

「―泉」
大きな手のひらが何も考えなくていいよっていうから俺は余計に考えなきゃいけないことが増える。愚図でのろまなのはホントは俺だ。泉、って優しく呼ぶから、こちらから優しくしようとすることを笑って「無理しないでいいよ」なんて。彼がいなくなったら、多分死んでしまうくらい彼に溺れているのに、


ぽつり、とこぼしたそのことばが胸に痛い。


「泉は、―俺が死んだら泣いてくれる?」


泣いて泣いて泣いて泣いて朝も昼も夜もどこにいても何しても何も出来ないくらいに大泣きをしている、そんなことがあったら。だけど強がりな俺はぽつりとしか言葉を落とせない。できたら。な。そうやっていうと泉可愛いーなんてばか浜田はこちらを抱きしめながら大丈夫絶対泉の前には死なないからと耳元で落とした。
忌々しい、あんな、たった一言で、こんなに真っ赤になってしまう自分が。
最強の殺し文句をすらりとはいた浜田が。


なんかもういろいろありすぎて文章がうまく書けない気がする。
あわわ結局相互かけなかったしorzうぬぬ、今ものごっつ暗い文章が書きたい。
明日学校行きたくないよー引きこもりになりたい!
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