あまいおかし、
日記もどき↑ 暴走のままに文章(現在rkrn多め)↓
2006'10.07.Sat
あ、
と声を上げた彼の視線の先を追いかけてあ、と声を上げた。
ぽかり、と藍色の闇の中にぽかり、と浮かんだお月様は大きくて真ん丸だった。
「今日って中秋の名月、ってやつ?」
浜田が忘れてたなぁ・・・なんて頭を掻いた。そうだっけ、とまるで驚いた自分を恥じ入るかのように冷たく突き放すように答えてしまう、悪い癖。それでも浜田は気にすることもせずあ、コンビによってこ、泉ーなんて甘えたような声で聞いてきた。
「なんで、」
別にいいけど。がらがら、と彼の引く自転車に乗る自分のカバンがゆれる。きらり、とカバンが月の光を反射して浜田の髪の毛を、柔らかに透かした。―きれいだ、なんて思うのは今更なのかもしれない。
そんなこちらの逡巡など知らないようにコンビニにならお団子くらいあるでしょ、と。
遠まわしに『一緒にお月見しよう』と言っているのだ、と思う。
せめてこれくらいは、頷いてあげようと思うわけで。
*
久々にハマイズ。お月見です。お月見前、かな?
じゅみが
っていって少しだけときめきを感じました。中秋の牡丹。良い言葉ですね。
と声を上げた彼の視線の先を追いかけてあ、と声を上げた。
ぽかり、と藍色の闇の中にぽかり、と浮かんだお月様は大きくて真ん丸だった。
「今日って中秋の名月、ってやつ?」
浜田が忘れてたなぁ・・・なんて頭を掻いた。そうだっけ、とまるで驚いた自分を恥じ入るかのように冷たく突き放すように答えてしまう、悪い癖。それでも浜田は気にすることもせずあ、コンビによってこ、泉ーなんて甘えたような声で聞いてきた。
「なんで、」
別にいいけど。がらがら、と彼の引く自転車に乗る自分のカバンがゆれる。きらり、とカバンが月の光を反射して浜田の髪の毛を、柔らかに透かした。―きれいだ、なんて思うのは今更なのかもしれない。
そんなこちらの逡巡など知らないようにコンビニにならお団子くらいあるでしょ、と。
遠まわしに『一緒にお月見しよう』と言っているのだ、と思う。
せめてこれくらいは、頷いてあげようと思うわけで。
*
久々にハマイズ。お月見です。お月見前、かな?
じゅみが
っていって少しだけときめきを感じました。中秋の牡丹。良い言葉ですね。
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