忍者ブログ

あまいおかし、

日記もどき↑ 暴走のままに文章(現在rkrn多め)↓

2024'05.19.Sun
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2008'04.01.Tue
(ロク←ハレ/ダブルオ)

どうして二人で一つなのだろう。

例えば恋愛感情の同調。
どこまでが自分で、彼か。

「アレルヤ」
名前。違う、それは違う。自分の名前じゃない。だから答えない。それがたとえ自分が好いているかもしれない男の声だとしても、だ。アレルヤは確かに自分の名前なのだけれど、違う。俯いた。本当は胸がきりきりと痛んでいたけれど、知らない振りをして唇をかんだ。その、名を呼ぶ声があまりにも甘やかな声音だったからだ。自分の名を呼ぶ時には、乗せない響き。彼はただ「アレルヤ」と名を呼んだだけなのに、たとえばきっとその声をアレルヤが聞いていたのならひどく幸せな気分なのだろう。ずるい、とは思わない。思いたくなかった。
答えないこちらに彼、ロックオンは何も言わない。だから早く立ち去ろうと思って(泣く、なんて自分らしくない!)無言のまま前へ進もうとする。本当は、少しだけ少しだけ、思ってしまうのだ。名前を呼ばれるたびにどうして自分はアレルヤなのに、アレルヤじゃないのか、と。そんなことを思いたくないのに。心優しい片割れにつらい思いをさせてしまうからだ。「ごめんね」なんて何度言われてもアレルヤとロックオンの間には確かに絆があるのだから。自分のものには、ならないのだから。
絆なんて―・・・、ロックオンの顔なんて見たくなくて俯いたまま足早に立ち去ろうとする。
のを阻止するのもやっぱり彼しかいなくて。
進み始めたこちらの腕を掴んで、「ハレルヤ、か?」と。目があった瞬間につい手が出た。

「気安く呼ぶんじゃねぇよ!!」

がたん、と腕を振り払う。唇の端を噛んだ。勢いよく、アレルヤだと思っている人が見たら驚くような荒々しさでロックオンのもとから離れた。後ろで「おぅおぅ、威勢がいいことで」なんて揶揄するような声が聞こえたけれどもそんなの聞いていられない。
だって、

広がったのは唇の端からの血の味と、少しだけ塩辛い、涙。



私が考えるロクハレ。
ていうかロク←ハレ。
ロクアレでロク←ハレだとときめくな、と思う。

素敵な4/1を過ごせましたw私も笑える嘘がつける人になりたい。
PR
2008'03.29.Sat
(アレルヤ+ハレルヤ/ダブルオ なんとなく最終回ネタばれしてるかもです)

ざわり、と森が揺らめいた。
ここには空がない。見上げた先はただ悠然と空を塞ぐ、緑だけ。ざわざわ、り。木の葉が擦れる音。目を閉じる。なにも、なにも聞こえなかった。ただ葉のざわめく音以外は。
溜息一つで歩き出す。
「ハレルヤ、」
泣きそうだ。
だけど、泣きたくない。
「ここは空がないね」
答えは返ってこない。当たり前なのだけれど。唇を噛んだ。血の味。泣きそうだ、とまた思う。だけど泣かない。そうやってあの時決めたから。
「他のどんなものを失っても」
答えが欲しいのに。どこにも落ちていない。
誰も彼もまるでわかったような顔をしてどこかに行ってしまう。-・・・自分を置いて。
「君だけは失わない、って思ってたのに」
空を見上げる。視界を染めたのは青だ。森の終わり。ただただ広い青。
苦笑一つで立ち止まる。
「ハレルヤ、」

「どうか―・・・」



結局書いちゃったよ、ダブルオ。
最終回、ネタばれ的お話。アレルヤは帰ってくるかもしれないけどもし二期にアレルヤが出てきてもハレルヤって人格はいないんだと思えてならない。自己救済チックに。最終回ひとりで見たら泣いてたね確実。二期、楽しみっていうか待ち遠しいっていうか、言葉がうまく当てはまらない感じ。
とりあえず最終回。マイスターがみんなロックオンが好きすぎてどうしようかと。いやまぁ、ここんところずっとそうなんですが。ロックオンってやっぱりマイスターの中で重要な存在だったんだなぁ、としみじみ。ティエリアは戦ってる時が一番美人さんだと思います。アレハレは・・・オールバック。最終的にすべてグラハムが持っていった感じで。なんでこの人こんなに素敵なんだろう。「愛」ってびっくりしてる刹那がめちゃくちゃかわいかった。とりあえず二期に続くんだろうなぁ・・・って終わり方。ティエリア?とルイスがどうして一緒にいたのか、とかティエリア以外はいないっぽいところとかコーラサワーらしき人を発見したとかグラハムの仮面とか。
とりあえずもっかい最初っから流れで見たい・・・!!

とりあえずマイパソちゃんが手に入る算段がつきました。ふつーに考えてよすぎるくらいい性能。黒い子になりました。決断が遅すぎて色の選択肢がなかっただけなんですけどね。いいんだー黒好きだから。MP3を買おうかなーと考えてます。何にも聞かずに新幹線一時間はつらいかなぁ。ソニーの着せ替えできるやつに一目ぼれ。
2008'03.07.Fri
(沖→土→←山前提で沖+山)

07: 美女には野獣の方が絵になるんだぜ

「・・・誰が美女なんですか」
山崎が軽やかに笑った。布団も引かない畳の上に無理やり押し倒されてるって言うのにどうしてこんな風に笑えるのか。やっぱりただのバカだ、って思う。
「―まァお前さんはただのミントンでさァ。美女は俺」
美女には野獣のほうが絵になるように、野獣にも美女のほうが絵になるんでさァ。ミントンよりも。そう言いながら、焦点がぶれるほど顔を近づける。あわてたように「ちょ、やめてください」という声が聞こえるが無視だ。首筋に吸いつく。わずかばかり動く手を、無理に動かして逃れようとするが力はこちらのほうが上。なんなくと抑え込んでいられる。
「―なんで、」
山崎が一言つぶやく。それは自分が一番聞きたい。どうしてこんなことをしてるのか、まるで意地になるように手を放さないのか。なんで、胸の内でつぶやく。どうしてあの人はこいつを選んだんでさァ。ため息。手を放す。ゆるんだ力に驚いたように山崎がこちらを向いて「沖田さん、」と呼ぶ。「間抜け面」と一言、「誰のせいですか」と怒鳴り返された。



沖→土→←山が好きです。片想いとすれ違い両想い。
土方さん=山崎を好きだけど言わない。平気で女とか抱いてくる人。
山崎=土方さんが好きだけど黙って我慢。土方さんは沖田さんが好きだと思ってる。
沖田=両想いなのは知ってるけどあえて言わない。自己主張はちゃんとする。
っていうのが私の中で出来上がってる三人。沖田関連なら沖神も好きです。

お題コンプリート。一体どれだけこのお題放置してたんだろう・・・。
とりあえず一年たつ前に終わらせてよかった。しかしこれ、明らかに口説いてないよなぁ。沖田さんと山崎は仲がいいとなおいいです。見返してみるとこのお題土山率高いなぁ・・・。土山ももそっと書きたいです。

合格発表まで、あと、少し。
2007'10.08.Mon
(土山)
10:30年後の未来で待ってる

未来、なんて。

「―・・・待ってる、」
ちゃんと待っててやるよ。副長の声がずっと響いていた。待っている、だなんて明日の保証もないのによく言えたもんだ、と思う。それでもその言葉を信じたからここまで来たのだけれど。追いつけるわけなかった。甘すぎた。遠い背中は遠ざかっていくばかりで、きっと、いつかは届かなくなってしまう。
「バカ副長」
優しい掌なんてしらなければよかった。あの、冷たい冬の底で泣きながら消えてしまえればよかった。―本当はすごくうれしかったくせに、バカなのは自分。
未来、なんて。
信じられるはずない。それでも―・・・。



山崎は土方さんが連れてきたんだと思っています(!
そんなわけで久々に土山で久々にお題でした。

模試の日、本屋で友達を待ちつつ立ち読みしていたら同じ制服を着た知らない子がこちらを確認してふって笑ったのが忘れられません。やはり読んでいたのが三浦しをんさんの「乙女投げやり」だったから、か・・・?立ち読みしながらつい笑いそうになります。とりあえず有栖川さんの新刊が出たので早く学校に入れてもらおうと思います。
本棚を整理していたらもう本が入るスペースがほとんどないことに気付きました。大学受かって一人暮らしするようになったら床が丈夫なところを選ぼうと思っています。本の重みで床が抜けた記事を読んで「うあー・・・ありえる」と思ってしまったのは私です。書庫を作りたいです。
その前に諸々のことが出来るかどうか。というか本を買うお金があるのか。その前に大学受かるのか。いろいろと問題が立ちふさがっているのでとりあえず模試の復習でもやっとこうと思います。
2007'09.30.Sun
(キスマツ/地球へ)

暗闇の中、それでもあなたを想う、から。
あなたを待っているよ。

そこは静かな海。聞こえるのは水の音だけ。ただ自分の思考だけがさらさらと流れていく。暖かな感触。誰かに似ている。ふわり、と漂う。辺りはただただ暗闇でこの世界には星がないのだな、どうでもいいことが頭の隅をよぎった。
あの人は今でもあの世界にきらめいて星の間を行き来して、仏頂面をさらしているのだろうか。
そう考えると少し楽しい気分になる。あんな人でも、そう、どうしようもなく愛しいと思った人だから。この半身を失っても、生きていてほしいと願った人なのだから。あの人がいつもの仏頂面で立っている姿を思う、それだけで、それだけなのにものすごく幸せになれる。

あなたは人だから、きっとすぐにきてくれるだろう。
それまではこの星のない世界に沈んでいこう。


ついにやってしまった・・・orz テラへ終了だったりマツカ追悼だったりいろいろありすぎたのでとりあえずがさがさと書いてみました。しかしながらそこはかとなくあきらかに偽物です。キースも書いてみたかったのですが難しすぎました。
aikoの星のない世界、がすごくキスマツに聞こえます。そろそろ病気か。
2007'09.02.Sun
(土山)
01: 全身全霊で愛してやる

「なぁ、山崎、」

「全身全霊で愛してやるよ」
副長の口の端が、にやり、と上がった。どきり、としてしまった自分を猛省。騙されちゃダメだ、と思う。きっと信じてしまったら死にたくなるから。怯えてしまうから。言葉はひどく重くて、負けてしまうから。だから今日も
「ヤダなぁ、副長冗談やめてくださいよ」
なんて笑顔でまぜっかえす。
本気の言葉を信じてしまえばきっと、貴方なしの世界で生きていけなくなってしまうから。だから自分のために逃げ道を作り続けるのだ。



久々にお題を使いました。久々に土山っぽいのかきました。
山崎はうちの受けの中で一番乙女にさせていい子だから書きやすい。
攻めはいくらでも乙女にできるんですけどねぇ・・・受けはかっこいいほうがいい。
2007'08.07.Tue
(田泉・・・?)

「あぁあ、もうわっかんねぇ!!」
投げ出したプリントがひらひらと宙を舞う。呆れた様に机の向こう側の相手がこちらを見てきたからにかり、と笑ってやった。
「―・・・お前さ、集中しろよ」
勉強始めてからまだ10分もたってねぇぞ。そんな言葉を聞きながら彼のためいき、すらもすいこんでいくような青い空を見上げてだってこんなに快晴なんだもんと拗ねたように彼の方を見る。
「なぁー泉ー遊ぼうぜー」
がたがたと彼を揺すっても俺勉強するから一人でいってくればと呆れた声は先ほどと一緒。だって泉と一緒じゃなきゃ何も面白くないのに!ゲンミツに!耳元で騒げば結局こちらに弱い彼は仕方ないなぁとため息一つ、後一問待ってろよと言ってくれるのだ。



田泉に萌えました(←)。可愛くないですかこのふたり。
9組はかわゆすぎると思います。世話係泉にときめきを感じる。
しかしながら田島様は難しいと気付きました・・・!!

あしたはオープンキャンパス、あさっては模試です。数学に夏休みはじめて触れる気がします。やばいね。せめて公式くらいは見直して行こうと思います。日本史と英語が少しでも上がりますように!
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7
«  BackHOME : Next »
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
つなび
ブログ内検索

Powered by Ninja.blog * TemplateDesign by TMP

忍者ブログ[PR]