ノスタルジック

（ハマイズ）

知らない街で、電車に揺られる。となりの浜田はぼけら、とした顔で流れる景色を見ていた。駆け落ちみたいだ、なんて思っても言わない。きっと浜田もそうなのだろう。横顔からは何も読みとれないけれど、なんとなくそんな気がした。
がたんごとん、がたん。
電車の走る音だけが妙にはっきりしていた。乗客は、田舎の路線だからだろう、多いとは言えない。グループで乗っていると思わしき人もおらず、離れた席にぽつり、ぽつりと人が座っていた。
「―泉」
浜田の声に顔をあげる。次で降りよう、というからうなずく。目的地なんか持たない旅の目的地をどんな理由でここに決めたのかは知らない。ドアが開いて生ぬるい風が頬に当たった、幸せはきっとこんなにノスタルジックなものじゃないだろうな、と思いながらそっと伸ばされた手に少しだけ、少しだけ幸せな気持ちになった。


＊
やっぱり駆け落ちは鈍行に限る。
しかも田舎へ田舎へと行くものならなおいいと思います。

そんなわけでひっそりとボーマスに行ってきました。ボーカロイドマスターですね、ボカロのオンリーイベントです。列から押し出されそうになったり、流れが進まなくてつぶされそうになったりといろいろありましたがほしいものはかなり手に入れたので大変満足です。
詳しく語ってもいいんですが需要もないと思うのでｗとりあえずゆよゆっぺさんはがちでかわいい男の人だったことだけは報告しておこうと思う。とある方むけに。
なごみたんと弟君、本当にお世話になりました！チョコおいしかったよ！

来週からはポケモンプレイ日記！・・・になるかもしれない。
9月中にはなにかしらあげれるようにがんばりたいなぁとか。