ゆらゆら揺れる、春の向こう

（ハマイズ）

桜の花びらはまだ咲かないのに、やわらかな春の光だけが印象的な。

「いーずみ！！」
後ろから田島に飛びつかれてよろけた。泉ったらそんなことでよろけてちゃぁスポーツする人間として失格じゃない、なんていう。卒業式なんて入学したての頃は遠い行事だったのに、終わってしまった今となってはあまりにも早く来すぎた気がする。
「いーから、カラオケだろ？」
まだぎゃあぎゃあと耳元で騒ぐ田島に声をかける。田島はおぅ、そうだ早くいこーぜ！と嬉しそうにこちらの手を引っ張った。
「泉は、浜田と暮らすんだろ」
「んーまぁ、そう。親がそれならいい、っていうもんだから」
嬉しいくせに、と田島が言ったから、んなわけないじゃんとだけ返した。


＊
突然思い浮かんだ卒業ネタ。うん？季節感てなにかな？
泉は進学しそうだなーとか。浜田は近くで就職か、専門さがして泉と暮らすんです。
なぁんて、考えながら帰宅をする日々。

友人からロックオンをもらいましたｗｗｗｗ

Cちゃん愛してる！！！やべぇ、狙い撃たれた！！！