Spring day * Clear sky

（ハマ＋イズ）

本当は笑ってやりたかったのに。

良い天気だった。春めいた空は青くて、ただただ遠くて。雲が流れる音、車のクラクションも遠くに聞こえた。桜の花びらがひらひら、ひらとあたりを騒がしていたけれど今はそんな花を綺麗だ、なんて眺めている余裕はなかった。ずんずんと歩く先に見慣れない金色の頭が揺れている。
見慣れない頭だったけれど―誰だかはわかる。
その金色が彼だと認識したその瞬間、ひどく泣きたい気持ちが込み上げてきたけれど押し込めた。そんな気持ちが表に出ないように音を立てて（と、言っても実際下は地面なのだから草を踏む音くらいだが）彼に近づく。足音に気付いた彼がこちらを見て、情けない顔で笑った。その笑い方があんまりにも情けなかったから笑えなかった。
会ったらまず顔を見て馬鹿にしたように笑ってやろうと思っていたのに。

どうしてこの胸はこんなにも痛みを感じているのだろうか。


＊
ハマイズになる前。入学式の前、みたいな。
今頑張ってハマイズ馴れ初め話を書いています。馴れ初めって難しいな！！梅と梶を出張らせてみよう！と思ったら話がどんどん広がって行きそうで怖いです。梅原はかわいいといい。

服を購入。
幼稚園から付き合いのある友人と服屋で会い延々と話し続ける。彼女は２時間かけて学校に通っているそう。とりあえず地元の本屋にロマチカを入れてくれるよう頼みました。中学時代に同じ塾で、いろいろと教えてもらった少年が東大にいくらしいです。すげぇなぁ・・・。

あしたから本格的にいろいろスタートです。
ガイダンスと、テスト。頑張ろう、っと。