キミに恋する

（ハマイズ）

恋に落ちた瞬間なんて、気づく訳ないのだ。

浜田の手がひらひらとこちらの前で踊る。呆けたように見つめていたら「いずみー？」と変な顔でこちらを覗き込んでくる―からやっと彼を見つめていたのだと気づいた。突然気づいてしまったことが酷く恥ずかしくて俯いたら「泉らしくないなぁ」と首を傾げられた。どうかしたの、なんて問いには答えてやんない。一生悩んでろよバーカ、と心の中だけで呟いた。

＊
あれ・・・他の人を出そうと思っていたはずなのに。

激しく腰が痛いです。父親曰く「ぎっくり腰？」そんなバカな。まだぎりぎり10代だよ・・・！！
うーん・・・昨日の夢見が悪かったからか。妹に「あんたすんげぇかっこうして寝てたよ」と言われました。だって夢の中で背中に麻酔みたいなの打たれたんだよ。あと銃もつきつけられたんだ。・・・うん、ちょっと脳が疲れてるんだね。

一週間ぶりに訪れたなにもしなくてもいい日は読書で終わりました。
ニコニコって結構中毒性があるんですね。うっかり見ちゃう自分に驚きを隠せません。