パラサイト/サテライト

（ハマイズ）

　金網の向こう、ボールの音。ドアは開いていたけれど入る気にはなれなかった。なんとなく見ていられなくて目をそらす。がしり、とつかんだ金網がきしんであぁどうして自分はあっち側にいないんだろうなと強く強く、感じだ。がしゃり、と金網を飛んできたボールが打って誰かの声で「はまだーボール」と聞こえる。拾って、投げる。投げようと、する。それだけの動作がひどく苦痛で、死にたいほど泣きたかった。なかなかボールを投げないこちらにしびれを切らしたのかふ、とうつむいたままの視界に影がさして、顔をあげるとそこに泉が立っていた。
「なにやってんの」
　不機嫌そうにこちらの手からボールを奪って、そうして向こうに投げる。遠く、遠く、高く高く。白い線を描いてボールが飛んでいく。ありがとーと声、おぅ、と答える泉に、突然湧き上がる破壊衝動。それに身を任せるように泉を引っ張って人目に付かないところに連れていく。壊れてしまえばいいと思って、長い長い時間乱暴に口づけた。泉が離れようともがくけれど、徐々に徐々に酸素を失っていく泉の抵抗は次第に弱くなっていく。このままし続けたら泉は壊れてくれるだろうか、と思う。思って、急にばからしくなって唇を放した。ぜぇはぁと肩で息をする泉がこちらを睨みつけてくる。あぁやっぱり壊れてはくれないなと思う。だけどもう壊してしまいたいというどうしようもない衝動は襲ってこなくて、ただ泉の目を見ていた。
「なに、やってんの、」
「キス、かな？」
　怒った声での問いに、間の抜けた声で答えた。泉はその答えにさらに眉をひそめて「じゃあなんで、したんだよ」と聞く。睨みつけてくる瞳の、その中に見える戸惑い。きっと泉には説明してもわからないだろうな、と思ったからなんでだろうね、と言いながら目をそらした。


＊
はなれられないぼくは、パラサイト。
いつもどおりボカロ曲から。おかえりびにゅP！

そんなわけでひっさびさに改装しました。とあるボカロ曲というかまぁ上で言っちゃたんですが、な曲を聞いたらどうしてもどうしても、青系＋星で作りたくなった。そんなこんなで今回は珍しくフレームを使ってみました。力尽きました。IEとFirefoxでは一応確認してあります。ただ画面サイズによってはみにくいところもあるかもしれませんのでそういうときは一言「ばかやろー」とお伝えくださいまし。
あとリンクミスなどありましたらお知らせくださると幸いです。
なお、ほとんどの文章のテーブルが小さめに設定されているため画面サイズが小さくても見えるとは思いますがブログのみ今回は借りてきたものなので背景しかいじってません。たぶん1280以下の横幅だとみにくいかもです・・・。あとFirefoxは左のお気に入りとかは表示しないほうがきれいに見れます。たぶん。ブログ読みにくくてかなわんって方はひと手間ですが新しいタブorウインドウで開けば快適に見れます。大変白いです。
今回の背景はwolke様からお借りいたしました。ありがとうございます。
本当は文章もなにかあげようかなぁと思っていたんですが、うまくまとまらないのであきらめました。そういえば先日高校二年生くらいに書いたあまずっぱいにおいがプンプンするネタ帳を見つけたのですが恥ずかしくて見てられないｗｗｗ

あ、と地震。うちの地域は揺れ方自体はそこまででもなかったんですが長い揺れマジ怖い。二階＋二段ベッドの上で体感する地震こえぇぇぇ！おかげで今日は一般道を通るトラックの音にすらあせりました。え、かみなり？え、地震？といちいち妹に確認しに行って怒られた。被害はなんにもなかったですが電車全線ストップでオワタ状態。バイトじゃなくて本当によかった・・・。
私は震度6弱のとことはかなり離れてましたが友人がほとんどあの周辺なのでちょっと心配・・・。なんか食器とか散乱して大変だったみたいです。
とりあえず非常袋作ろうかどうしようか悩んでます。というか二階から逃げ出すのが若干無理ゲーな気がする。気のせい・・・かな。

高校野球やっと二日目！私は全力で高知と明豊を応援することに決めた！

君を連れていくのは、僕だけだって（言えればいいのに！）

(ハマイズ)

昼間なのにふたりでタオルケットにくるまる。カーテンを閉めて、いつもは昼間なんかには絶対に稼働しないエアコンのスイッチを押す。冷たい風がタオルケットの隙間をぬって肌を冷やす。浜田の、地デジに対応できないテレビの電源をぷつんと押す。薄暗い部屋に光がともった。NHKにチャンネルを合わせて、なにか祈るべきことがあるわけじゃないのに祈るような気持ちで画面を見つめる。浜田の息遣いが肩をなでたけれど、こんなにも近くで同じものを見ているのに、きっと浜田と自分は全く違うことを思っている。横顔を見つめると、同じようにこちらを見ていたらしい浜田と目が合って微笑まれた。今思っていることを口に出そうとして、だけどそれがあまりにも大きすぎることだからためたっていたら浜田が視線をそらして、それからぼそりと呟いた。
「来年は、泉が連れてってね」
・・・努力する、と答えたのは照れていたからなんかじゃ、ない。


＊
結局二人は立場が違うだけで目指しているものが一緒なのかもしれません。
もちろんふたりで夏の高校野球を観戦しているんです　よ！

そんなわけで高校野球の季節がやってきましたねー
今年は地元には正直あんまり期待していないので、いろんなとこを応援していきたいなぁと。しかもあしたの地元の初戦見れないｗｗポケモンやりながら見ていたらいろいろと操作ミスをして悲惨なことになりました。あああうっかり手がすべってサイケこうせん忘れさせてしまった・・・orz　サイコウェーブとあやしいひかりとフラッシュともう一個攻撃できない技じゃ戦えないよ・・・無理だよ・・・けどエスパー強くしたいんだよ・・・！
とりあえず今回は早く終わらせるよ言うよりはいろいろ試してみるのが目標なのでサファリパークいっていろいろ捕まえてこようと思います。

一日のほとんどがポケモンで終わるのでポケモンの話しかできません＾ｑ＾
そういえば帰省ラッシュ？なのかなんなのか久々にバイトが忙しかったです。バイトやめたいなぁと思うことが増えたんですが新しいの探すにも今のやめるにも体力が必要そうで結局めんどくさいで終わって・・・る。もうダメ人間って呼んでくれ・・・。

あ、あと結局ボマス行き決定しましたｗ　誰かメロンで私のためにカタログを・・・。

空が青すぎて、ちょっと泣きたくなる

（ハマイズ/別れた後的な）

ひとりで見る空はどこまでも青かった。
せきをしてもひとり、とかなんとか言ったのは誰だったのか思い出せないけれど、まさしくそんな感じ。ため息は抜けるような青い空に吸い込まれて、消える。どうしたの、と聞いてくれた浜田が隣にいないことを嫌でも思い出させる。
「忘れたと思ったのになぁ」
つぶやく。やっぱり青い空に吸い込まれて消えた。


＊
久々にボカロ曲から。まぞっぷあいしてる！

えぇと、バトンにこたえてくださった皆さん、ありがとうございました。あのもう、なんかありがたすぎて電車の中でにやにやしてました。自分の名前（つってもHNですが）を大事にしようと思いました。ハイ。
波穂さん、わざわざメルフォまでありがとうございます。かわいい泉堪能しましたｗこれからもこっそりとはりついてます←　本当にありがとうございました！

やっとこさ夏休みが来ました。レポート出そうと思ったら信じられない誤字を見つけて通学の新幹線の中で笑い死にしそうになりました。なんだ「はーはははあああああはーhahaン」って。いやぁ気づかず出してたらいったい何が起こってたんでしょうねｗｗ
とりあえず言語も乗り切れたみたいで、先生に「どうでしたか！」と聞きにいったらあと少しで優だったのに・・・と三回くらい言われました。まぁ個人的にリスニングで大失敗を犯したのに平均点を超えてたんでそれだけで満足です。
そんなこんなでうっかりポケモン（サファイア）に手を出したら止められなくなりました。
自分の方向感覚のなさに絶望してます。次の街はどこ・・・！
ダイパはないのでうちではルビーとサファイアが最新です。スバメかわいいです。

あ、とオフ友様方へ。帰ってきたらぜひ私をカラオケに連れて行ってください。連絡待ってます。きっとポケモン三昧してるのでケータイへのほうが早いかもしれません。なんか用事があったら適当に呼び出してやってください。

嘆きのキス

（ハマイズ/お別れの話）

朝日がまぶしいから、のろのろと起き上がる。泣いて泣いて、泣いて、泣きはらした目には柔らかに差しこむ朝日ですら痛くて目を伏せる。何の変哲もない床。誰も座っていない、放り出された座布団。そこに浜田の幻影を見た気がした、あぁ、終わったんだな、と思った。
さよならはあまりにもあっけなくて、もしかしたら夢かもしれないと思う。だけど確かに残ってる、優しく笑った浜田の顔やごめんね、といった声音や。もし、もし本当に生涯忘れられないものがあるとしたら、そんな一瞬一瞬なのかもしれない。それともいつか―・・・いつか忘れるのだろうか。目頭が熱くなる。ぎゅ、とこらえようと閉じた目の、その中に浜田がいて、―あぁ、忘れられないな、と思った。涙は一筋だけ、頬を伝って落ちた。


＊
いちゃこらする話も好きですがお別れする話も好きです。

とりあえず必修言語×３のテストをどうあれ乗り切ったはずなので一安心。本当はハマイズ大学話書こうぜ！二人暮らしだぜ！とか思っていたはずなのに気づいたらそれどころじゃなくなっていたという・・・。
第二外国語のリスニングテスト解答欄を間違えて大変ショックだった私の気持ちが反映されているわけではないです。あああまぁどうせできなかったけどけどなんかショックだ・・・。
あとは小さい山と中くらいの山を乗り越えラフカディオ・ハーンについてレポートを書けば夏休みです。レポートってすごい時間かかるんですが（3回以上は書き直しをするため）テストよりも楽しくて好きです。

せっかく夏なので次は夏らしい話が書きたいですね！
突然の大雨で小さな傘で相合傘してケンカしながら帰る二人とか。野球している泉にキュンとくる浜田の話とかまたはその逆とか。前者は最近の異常気象のおかげで果敢にも大雨の中ビニール傘で相合傘していた男子高校生にときめいたとかじゃ　断　じ　て　な　い　よ　！！・・・だってなんかすごく青春の匂いを感じたから・・・。高校生ってキラキラしてていいなぁと思います。
最近文庫版が出たので三浦しをんの「風が強く吹いている」と佐藤多佳子の「一瞬の風になれ」を（テスト前にもかかわらず）読み返したのですがやっぱりスポーツものいいなぁと思いました。これとかあと「バッテリー」とかあと「おお振り」も、読むとなんか、スポーツ見ると泣ける。あの一瞬のキラキラした舞台の前になにがあったんだろうな、とか想像するとなんかきます。気持ち悪いですね。ハイ。
そんなわけで今年も熱闘甲子園とか見て泣きそうになるんだろうなぁと。

さて明日の小さな山を乗り切るべくちょっと頑張りつつ遊ぼうと思います。
夏休みは割と忙しかったりそうでもなかったりするので適当に声かけてください。もしかしたら夏休みの方が忙しいかも知れなくてちょっと鬱です。できる限り更新したいです。オリジナル書きたいです。BLかきた（ｒｙ

たとえば届いたとしても、そこが終わりじゃないんだ

（ハマ←イズ）

窓際に腰掛けて空を見上げる。切れかけた街灯のおかげで今夜の月は淡い光なのにひどくきれいな輪郭を持っていた。遠い、なと思う。月と浜田は似ている。色も、淡い光も、それから絶対に届かない距離も。月はまるで浜田みたいだった。浜田が月みたいなのかもしれないけれど。
目を閉じて、
月の淡い光を感じる。その先に見える気がする浜田の背中に胸が苦しくなるけれど、だからこそこれが恋だって実感できる気がした。


＊
恋は苦しくて、終着点が見当たらない。
触れても触れても、たりない。

7月が終わるってこれは一体どういうことなんだろう。しばらく消えるとかいっといてなにしてるんだろう。恋について論じなさいというテストを乗り切ったのでなんとなくそういう話を書きたくなっただけです。春琴抄についても語りたかったけど時間がなかったのと紙がなかったので諦めざるをえなかった。代わりに曽根崎心中について熱く語りました。テストの論旨から離れた気がします。けどとりあえずたくさん書いたからどうか・・・単位がほしいです。
次は葉隠れみたいな恋の話が書きたい。忍ぶ恋こそ恋の極みだなんて、友達は悲恋だーと騒いでましたがむしろこれは幸せな恋の終わり方なんじゃないかな、と思います。今の心境ならそういう恋もいいなぁとか。死んで煙になったときはじめて「あぁ、あのひと私のこと好きだったんだな」って思ってもらえるような、そんな恋。しかしながら相手には迷惑極まりない話な気がしてきました。うーむ。まぁどっちにしろ性格的に無理だと思いますが。ぶちまけてしまう気がします。

先日文句いっていた皮膚科。ちゃんといってきました。設備が大きいところに行ってと診断書を渡されましたがそれにしても医者は患者の都合も勘案するべきだと思うんだ。どうしてテスト前に毎日点滴をうちにいけると思うんだｗｗ　そんなわけで点滴回避して飲み薬と塗り薬を貰ってきました。一日5回飲むってのもなかなかハードな感じですが。

来週は大変テストが詰まっているので死んでいると思います。そういうときにこそ何かしら書きたくなるミステリー。BLで平凡オタク受けが書きたいです。でっかいピアスをきもがる平凡な男の子とそれをねちねちといじめるピアスが気持ち悪いくらい大きな男の子の話が書きたいです。いやだって・・・先日電車の中で見た男の子のピアスがちょっと、直視にたえなかったから・・・。あれってあんまりにもあんまりすぎるとただのグロですよね・・・。

きみのそばにいたいんだよってそれだけだけど

（ハマイズ）

「なぁにやってんの？」
あ、ちょっと怒った声。まぁ当り前だろうけど。テスト一日前、どうしてか大掃除をしたくなるのは誰しも経験があることなのではないか、と思う。え、掃除？とちょっと呆れた顔をしてこちらを見ている泉に笑い返すと盛大にため息をつかれた。
「まった留年してもしらねぇぞ、浜田バカだし」
さらりと失礼なセリフは無視。得意げな笑みを返してみせる。
「留年は絶対しないよ」
「は？」
「だって泉が他の奴にとられたら困るもん、見張ってなきゃ」


＊
テスト前に掃除がしたくなるのは高校生までじゃないかと思います。

けどそれより危険なものは「レポート書こう！」といって開いたパソコンの中に潜んでいると思う。うっかりBLゲー実況を見ていた自分ってなんなんだろうね。そんな感じに適当に生きてます。もうすぐテストです。いやまぁ一つ目は終わったんですが。必修なんだけど取れた気がしない。40分で論述二題（実質三題）とかふざけてるよね。親指が死んでしまうよ！

そういえば髪を染めなおしました。同じ色に。最近ちょっと前に体調を崩してから肌の調子がすこぶる悪いのですが美容師の方に大変心配してもらい、そしてかなり迷惑をかけました。そんなんなら髪染めるなよ、って感じですがだってプリンになってたんだもの仕方ないじゃない！
あんまりにもあんまりな肌だったので朝皮膚科に行こうと思って家をでたらまさかの臨時休みで悲しくなりました。まぁいいけどね、徒歩1分だから！まだ許すよ！乾燥が半端なくてやばいです。潤いが足りないです。補給しても補給してもどこに消えて行ってしまうのでしょう、って感じです。

夜中のテンションで書いたのでなんだか文章が変です。いつもか。
とりあえず生存報告でした。そしてまたしばらく消える、と思います。

あまいにおい、 ＋私信がメイン！

（ハマイズ）

ぶくぶくと泡をたてて溶ける、ピンク色の入浴剤。甘い匂いが鼻についたから顔をしかめる。がらり、と戸が開く音がして浜田が顔を出した。
「―・・・なにやってんの？」
不審そうな声。別に、と機嫌悪そうに返す。浜田、自分で買ったの？なんて答えのわかりきった質問をぶつける。え、と目を見開いてだって仕方なかったんだよ、と俯く。ぶくぶく、音がやまない。強くなる匂いに顔を逸らして、浜田の足元を睨みつけた。


＊
女の子からプレゼントをもらった浜田に嫉妬している泉の話、が書きたかっただけです。惨敗　だ！

えーと、メッセの一言でも言いましたがちょっと詳しい言い訳の私信返し。
火曜おｋですがサークルの前期お疲れ様会があるので帰りが遅い＋次の日一限から五限までフル＋中国語小テスト＋木曜日までに和歌を作らなければならないという変な具合に忙しいのでみんながいる時間にいけるかどうかわかりません。その上行けても話し合いに参加している場合なのかもわかりません。ていうか誰か代わりに和歌作っ（ry
なので勝手に決めててくれてかまいませんー！大阪でいったん降りるなら鈍行でも行けるのではとこっそり思ったりしてます。思ってるだけです。出雲大社に行きたいです。こっそり思ってるだけです。
次暇だぜいつでもおkだぜってときは金曜夜～土曜日くらいにかけてです。