Catch you!!

（芭録）

太陽が近くなって一瞬目を閉じる。先ほどよりも少し場所が高いだけで感じる風が違う。ふ、と詰めていた息を吐いて登りきったフェンスの上から地上を見下ろした。ちょこまかと動く、後輩を発見。大きな声で彼の名を呼んで手を振った。
「ミヤぁ！」
後輩、もとい御柳がこちらを見る。眩しそうに目を細めた彼は、手を振るこちらにため息一つと早く降りてきて片づけしますよなんていらない一言。見た目からは判断できないけど彼は実は真面目で、そして大人だ。そういうところがたまに（年上として）ムカついたりもする。
「ミヤのくせに、なーまーいーきー気ー！！！」
―落ち着いてため息をつく顔をたまには驚かせてみたくなる。
そう心によぎった瞬間、体はフェンスを離れている。着地点はもう決まってるから迷いなく落下。慌てふためく後輩の、それでも差しのべられた腕の中にすとん、と収まって見せると困ったようにミヤが「俺、超人じゃないんすから、やめてくださいよ」とため息まじりに落とした。

何度でも受け止めて見せてよ、君が隣にいればいつだって飛べるんだから。


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基本的には「I can't fly without you!」の録目線の話。
I can't・・・はタイトルが録、内容が芭唐っぽいので今度は逆で。
タイトルはだいたい「きみをうけとめる！」くらいだと思って下さい。
英語力が残念すぎる！
メルフォで芭録が好きだと言ってくれた方に捧げるともいえないくらいの話ですが。
さっぱりご無沙汰芭録ですが、好きだって言ってもらえること、本当にうれしく思います。これからも思い出したころにこっそりと書き散らしたりしてます。本当の本当に、ありがとうございます！

そのうちまじめにブログで書いた話をまとめようかなぁとか。
昔々のお話でも気に入っているのが割とあるのでそういうのを書き直したいなぁという願望がもくもくと。これでやる前に消えていくのが私の願望なんですけどね！頑張れたら頑張りたいです。あぁ早くも逃げ道を作っている・・・！

以下若干うざったい文章が続いています。

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自分の行為を見直すなんて日記帳ででもやってろよ、って感じですがね。
つまりそういうのを見てもらいたい自分を見直す文章です、かなりうざったいと思います。

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結局どんなに言葉を重ねたって文章を書くということは見てもらいたいって気持ちのすることなのかなぁって思います。メッセージが込められていてもいなくても、最終的には自分を見て！っていう自己顕示欲（？）の表れなのかなぁと。なんというか、認めてほしい願望というか。そういう気持ちが少なからず文章を書くときにあったと思う。
ぶっちゃけると私は私の文章が好きです。すげぇいいと思うことすらある。自分の文章に対してとてつもなく甘いです、私は。自信があるというか、なんというか。以前友人が「自分に自信を持つのは自分だけ」的なことを言っていたのですが、それとはまた少し違っていて。うまく説明はできないけれど、うーん・・・やっぱりなじむってのが一番いい表現なのかな。だからこそ認められるでしょ？って思ってしまう節がある。
そういう自分が大嫌いで、すごく苦しかった時期もあります。なんでだかそういうときに限って文章書いて書いて、更新して。結果納得できないものばっかり生み出して、消して。以前もバトンで答えさせていただきましたができれば今、「更新しなきゃ！」と思って文章を書きたくない。あ、日記も同じです。書くことがないようなときに無理して書く必要はないと思ってます。それって結局「つまらない」につながっていってしまう気がするから。今、自分がしているのは自分の「好きだ！」って思ったことを文章にしている行為であってそういうのって持続できるもんじゃないんだよな、とつくづく思い知らされました。萌えとか書きたいとか言う気持ちって私の中で無限にわいてくるものじゃないんだなぁと。
あと結構言ってますが一次創作と二次創作、男女かBLかで書けるお話って違ってくると思ってるんです。で、二次創作はさらに作品ごとにしか表せないものがあって。今はそういうのを表せたらなぁと思ってます。その作品の、その二人に、私がときめいたことでしか生まれない文章というか、世界というか。
・・・まぁ発想力がないんで無理なんですけどね。
なんというかこういうの書く時点で「中二病、乙。」とか言われちゃう気がしないでもないですが。
誰かに読んでもらう文章を書いているんだから、せめて、どこかの一人でも喜んでもらえるような文章が書きたいです。それって結局自分が納得して書く文章じゃなきゃだめなんだろうな、って思うんです。
えーと、そろそろぐだぐだになってきました。つまりこれからもがんばりますってことでまとめておきます。