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あまいおかし、

日記もどき↑ 暴走のままに文章(現在rkrn多め)↓

2025'01.16.Thu
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2007'09.17.Mon
(ハマイズ)

足元をぬらしたのは、雨なんかじゃなかった。

ぽつり、と足元に一滴の涙が染みを作る。自分のじゃない、浜田のだ。彼の頬を伝う涙はまるで枯れるということを知らないようでいくつもいくつもこぼれおちている。足元のカーペットに染みが一つ、二つ。いつかは乾いてしまうものだ、それでも、
まるでそれがいつか喉元まで迫ってきて、溺れてしまうと思っていた。
溺れてしまえたらいいのかもしれない。
浜田が何で泣いているのかは知らなくて、慰める術を知らなくて、ガキだなぁとなじることすらできないで。どうして浜田のそばにいるのがこんな、言葉を持たない自分なんだろうと思うくらいならいっそ溺れてしまえばいいと思う。彼が流した涙に溺れていくのなら、本望だとも、思う。
溺れてしまえばきっと息が出来なくて苦しいから、浜田のことを想うよりも強く、酸素を求めてあがくだろう。溺れてしまえばきっと苦しくて目を閉じてしまうから、何も考えられないだろうから、浜田の、実は広い背中なんて見えなくなってしまうだろう。浜田がこうやって泣いている、どうしようもない世界よりも暗い場所へ、堕ちていくことが出来るだろう。
「―・・・浜田、」
浜田は泣き止まない。涙は落ちて染みを作って乾いていくから溺れる事なんて、出来やしない。仕方ないから自分より大きな浜田の背中を抱きしめた。これしか、できない、と知っているから。

(泣き止まなくていいよ)
(そうやって疲れて眠りに引き込まれていって)
(そうしたら)

そうしたら、君の唇に優しくキスを落とすから。



浜田が何で泣いているのかは、謎。浜田に泣き顔は似合わない気がするけどたまには大泣きすれば良いよ。

勉強せずに三連休がすぎてしまった。ほとんど寝てたよ。私いつからこんなに体力ないんだ。起きていられない。教科書持ったまま変な格好で寝てたりする。なんだかどうしようもない今日この頃。
とりあえず部活用に書こうと思っている俳句、あと一個がなかなか出てきません。やっぱり奥が深い。考えれば考えるほど字数に合わなくなっていく気がする。言葉選びはやっぱり直感って大事なんだよなぁと思う。
「Crying fish」は大会用にしようかなぁと思った詩に使ったタイトル。とりあえずいくつか候補をもって行って友達に決めてもらおう。何事もタイトル決めるのが苦手です。タイトルセンスを下さい誰か・・・!!
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