あまいおかし、
日記もどき↑ 暴走のままに文章(現在rkrn多め)↓
2007'03.07.Wed
(芭録)
08 あんなこともあったけど
右手と左手をぎゅ、とつないで、横目でアイコンタクト。
二人ならきっとなんだって出来る、だからこそ。
一緒にいようよ、とミヤが言う。いつもの調子で、ほんのちょっと本気で、その言葉は月明かりの下でキラキラと光った。夜。お月様は少しかけ気味でなんとなく自分たちの恋に似ている。あたりは柔らかな暗さを保っていてひたすらに心地よい。ミヤの言葉にこくり、と頷いた。
「―いっぱいさ、」
繋いだ手と手は離さないまま。ぎゅ、って握り締めたらミヤは、握り返してくれるかな。なんて悪戯心。ミヤは一瞬驚いた顔をしたけどそれでも嬉しそうにぎゅ、って強くこちらの手を握り返した。暖かなミヤの大きなてのひら。
「ケンカしたね」
ばかみたいなことでもいつだって真剣で。
傷ついて傷つけられて、たくさんたくさんケンカして、顔も見たくないって時もあった。仲直りできなくて、いろんな人に迷惑かけたり、やきもちやいて大泣きもしたり。それでもこうやってとなりにいる。いろんなことがあって、それでも二人で共有できた時間なんてまだまだ少ないけれど、ミヤと過ごした時間が今まで生きてきた時間の中で、一番、キラキラとしている、と思う。だから、こそ。
これからもこんな時間が続くことを願っている。
*
激しくありがちネタ。プロポーズのお話を書くのが好きです。
08 あんなこともあったけど
右手と左手をぎゅ、とつないで、横目でアイコンタクト。
二人ならきっとなんだって出来る、だからこそ。
一緒にいようよ、とミヤが言う。いつもの調子で、ほんのちょっと本気で、その言葉は月明かりの下でキラキラと光った。夜。お月様は少しかけ気味でなんとなく自分たちの恋に似ている。あたりは柔らかな暗さを保っていてひたすらに心地よい。ミヤの言葉にこくり、と頷いた。
「―いっぱいさ、」
繋いだ手と手は離さないまま。ぎゅ、って握り締めたらミヤは、握り返してくれるかな。なんて悪戯心。ミヤは一瞬驚いた顔をしたけどそれでも嬉しそうにぎゅ、って強くこちらの手を握り返した。暖かなミヤの大きなてのひら。
「ケンカしたね」
ばかみたいなことでもいつだって真剣で。
傷ついて傷つけられて、たくさんたくさんケンカして、顔も見たくないって時もあった。仲直りできなくて、いろんな人に迷惑かけたり、やきもちやいて大泣きもしたり。それでもこうやってとなりにいる。いろんなことがあって、それでも二人で共有できた時間なんてまだまだ少ないけれど、ミヤと過ごした時間が今まで生きてきた時間の中で、一番、キラキラとしている、と思う。だから、こそ。
これからもこんな時間が続くことを願っている。
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激しくありがちネタ。プロポーズのお話を書くのが好きです。
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