あまいおかし、
日記もどき↑ 暴走のままに文章(現在rkrn多め)↓
2006'12.09.Sat
(芭録)
05 花と涙
「ミヤ、ごめん、ね」
ぼそり、と呟く。ミヤはフルフルフルと首を振ってだけど何も言わない。
沈黙、があたりを重く重く支配する。痛いのは、心臓だ。
「ごめんね、ミヤ」
もう一度呟く。花や涙が散っていくように、散らないこの気持ちが今はとても重い。
あいしてるあいしてるあいしてる、なんて言葉だけで自分の心すら縛れたらどんなによかっただろう。けど、俺にはそれは出来ない。俺にはミヤが望むような、ミヤと俺だけの世界なんて絶対に耐えられない。耐えられない。―生きていけない。大切なものがいっぱいあって、ミヤだけのために生きていられない。
「ミヤ」
それでも君が好きだといったら、信じてくれますか。
*
ネコソギラジカルの最終巻を読んでいてとうとつに書きたくなった話。
こんなことしてる場合じゃないですけどね!アンソロとサークル原稿もやります。
05 花と涙
「ミヤ、ごめん、ね」
ぼそり、と呟く。ミヤはフルフルフルと首を振ってだけど何も言わない。
沈黙、があたりを重く重く支配する。痛いのは、心臓だ。
「ごめんね、ミヤ」
もう一度呟く。花や涙が散っていくように、散らないこの気持ちが今はとても重い。
あいしてるあいしてるあいしてる、なんて言葉だけで自分の心すら縛れたらどんなによかっただろう。けど、俺にはそれは出来ない。俺にはミヤが望むような、ミヤと俺だけの世界なんて絶対に耐えられない。耐えられない。―生きていけない。大切なものがいっぱいあって、ミヤだけのために生きていられない。
「ミヤ」
それでも君が好きだといったら、信じてくれますか。
*
ネコソギラジカルの最終巻を読んでいてとうとつに書きたくなった話。
こんなことしてる場合じゃないですけどね!アンソロとサークル原稿もやります。
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