あまいおかし、
日記もどき↑ 暴走のままに文章(現在rkrn多め)↓
2007'11.10.Sat
(ハマイズ)
(昔)
「―・・・センパイ、」
言葉が、滑り落ちていく。カタン、と地面に落ちたのは彼のグローブ。汗と、土と、太陽の匂い。泣いていないのだ、彼は。こんな状態でも。床に涙の後が出来ては消え出来ては消え、するわけでもなく、それに―・・・彼の声は震えてはいなくて。
「ねぇ泉、俺投げれなくなっちゃったよ」
泣きたい気持ちを抑えた、笑い方で彼が言った。
、言葉が届かない。
(今)
なぜだか同級生になっていた彼は、部活の帰りによったこちらを温かく迎えてくれる。それが嬉しいだなんて思うようになってしまった。末期だ。
―彼の目が留まる、練習着を入れたバッグ。
野球を、していたこと。野球を、していること。
こんなにも二人の間には隔たりがあって、それでも今なら、
追いつける。
(これから)
届け届け届け、なんて願っても届かない。知ってるから。
彼に届けるための言葉、ちゃんとわかってる。
だからちゃんと、伝えなきゃ。
そろそろ本気出さない、と。
*
赤い本は激しくぼったくりじゃないかと思います。
そろそろやる気と根気をだそうと思います。(何を今更)
(昔)
「―・・・センパイ、」
言葉が、滑り落ちていく。カタン、と地面に落ちたのは彼のグローブ。汗と、土と、太陽の匂い。泣いていないのだ、彼は。こんな状態でも。床に涙の後が出来ては消え出来ては消え、するわけでもなく、それに―・・・彼の声は震えてはいなくて。
「ねぇ泉、俺投げれなくなっちゃったよ」
泣きたい気持ちを抑えた、笑い方で彼が言った。
、言葉が届かない。
(今)
なぜだか同級生になっていた彼は、部活の帰りによったこちらを温かく迎えてくれる。それが嬉しいだなんて思うようになってしまった。末期だ。
―彼の目が留まる、練習着を入れたバッグ。
野球を、していたこと。野球を、していること。
こんなにも二人の間には隔たりがあって、それでも今なら、
追いつける。
(これから)
届け届け届け、なんて願っても届かない。知ってるから。
彼に届けるための言葉、ちゃんとわかってる。
だからちゃんと、伝えなきゃ。
そろそろ本気出さない、と。
*
赤い本は激しくぼったくりじゃないかと思います。
そろそろやる気と根気をだそうと思います。(何を今更)
PR
Post your Comment
カレンダー
最新記事
カテゴリー
つなび
アーカイブ
ブログ内検索