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あまいおかし、

日記もどき↑ 暴走のままに文章(現在rkrn多め)↓

2025'01.21.Tue
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2006'12.29.Fri
(マサキ←翼)
05 秘密の花

何気ない話でマサキが笑った。そうやって笑う、笑い方が好き。だなんて言ってやらない。一日一日と大きくなるどきどきはまだ自分だけのもの。大事に大事に育てた秘密の花、だからね。好きだって言わないのは今の関係を壊したくないとかそういうことじゃなくて、こっちからいうのなんて癪だから。惚れるより惚れさせたい、ワガママだなんて百も承知。
何気ない言葉でマサキが笑う。翼は強いよ。なんていう。

ばかだなぁ、君を好きでいるために弱味なんて見せてらんないんだよ!



ほんとはもう気付いているマサキだと思う。

佑様反応ありがとうございます。年越しチャットいいと思います!
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2006'12.28.Thu
(ハマイズ)
02 可憐に咲いた花

なんでこんなにかわいいんでしょう!

なんていったら殴られること必須。だから言わない。かわりにお日様の匂いのする黒い髪の毛に鼻を近づけて匂いをかぐように後ろから思いっきり抱きしめた。うっぜぇよ、ともいわず泉は呆れたようにため息をついて「とうとう人間じゃなくなったのかよ」と笑った。
泉の側に居られるならそれでもいいよ、と思ったけど言うと一生人間扱いをしてもらえなさそうなのでやめる。普段は低い位置にある泉の肩に頭を乗っけてふっと目が合う。ばかはまだ、と泉の口が動くけど気にしない。

泉が可愛いのが悪いんです。
ぽつり、と咲いた小さな可憐な花が俺を狂わしていくのです。



浜田視点が難しく感じるのは彼がへたれだけどかっこいいから、だと思いました。
2006'12.26.Tue
(土山)
好きだといえたらよかったのに。
―言えるわけないじゃん。

副長はいつも勝手だ。あやすように優しく撫でていった頭とか冷たく突き放すように見下す視線とか本当にやめて欲しいと思う。期待して絶望して期待して、ばかみたいだ。いっそ見ていないでほしい。嘘。やっぱ見ていてほしい。矛盾した感情にどうにかなってしまいそうだ。いっそ嫌いになれればよかったのに。
なんて思ってしまう自分こそ嫌い だ。

それでもせめて副長が好きだっていう自分は嫌いになりたくないよ。


調子に乗って書いてみた。山崎は乙女です。(宣言


こんなところでいうのもなんですがお礼をば。
めろだち申請を許可してくださった葉月様、本当にありがとうございます。これからもこっそり応援してます・・・!私、葉月様の土山を見て山崎に恋に落ちたんです。あのもう、ほんとどうお礼すべきかわかりませんが、本当にありがとうございました!!
2006'12.26.Tue
(芭録)
03 蜘蛛に気を付けて

ぴん、とはった糸の先、その先まで神経を伸ばして君が引っかかるのを待っている。

蜘蛛はどちらだったのだろう。

「ミヤ、」
もうどうしようもないくらい、堕落傾向。大きな糸に絡めとられているみたいに『好き』にぐるぐるにまかれて身動きが何にも出来ない。自分の気持ちなんてとっくに見失っていてそれでも隣にいるのは互いが互いを離さない、離せないから。絡み合った二人分の『好き』の気持ちはうまく断ち切れない。
「ミヤ。」
大きな手をにぎりしめる。ミヤは一言好きだよ、録と言う。もうその言葉に素直に頷く事が出来ない俺はそれでも顔をふせてミヤの目を見ずに「うん、」と言った。

どちらが蜘蛛だったのだろう。
絡みとられたのは、どちらだったのだろうか。



最初の一文だけ妙に繋がらなかったorz
私は今私をものすごくほめてあげたいです。(←
2006'12.25.Mon
(マサツバ)
03 甘い蜜の味

マサキのキスは苦い。
そういうとマサキは困ったように笑って翼は甘い。と言った。
じゃあマサキも甘くなってよ。そっけなく、そっけなさそうに言うとそれは無理だとの仰せ。なんでさーと不機嫌そうに頬を膨らませる。また困ったように笑って(そしてそんな顔すら、好き)俺が甘くなったら翼が甘いのわかんないだろ。なんて。照れ隠しに腹に右ストレートを一発。うんけど、マサキの苦いキスは、好きだから、いいんだけど。



マサツバフィーバーされている佑様へ(勝手に押しつけ!)
黒川氏のキスが苦いのはタバコではなくコーヒーとかだと・・・!
2006'12.25.Mon
(土山)
02 花びらの数だけ

「すき、きらい、すき、」
はらひらと花びらが足元にたまる。意外と多かった花びらがふ、と吹き込んだ風に乗って舞い上がった。乙女、だなんて誰も見てないから気にしない。
「きらい、すき、きらい、すき、」
あ、やばい。
あと一枚だ。またやってしまった。この手の占いみたいなので最後の一枚が「すき」になったためしはない。あーぁ、ばかみたい。今更わかりきったことなのに。しょうがないから少しずるすることにする。止まった手をそっと動かして呟いたのは「すき」。
はらり、と舞い上がった花びらの先に
「・・・て、わあぁあ?!副長っ?!」
誰にも見られていないと思ったのに。目の前にあらわれたのは花びらに思いを託した人の姿。いつもなんでこうタイミングがいいのか悪いのか。
「なぁに、やってんだ山崎」
にやり、と笑うその人の顔になんでもありません、と上目遣いに答えると抑えるような声で笑われた。わ、笑わないでくださいよ、と赤くなった頬を隠すように俯きながら抗議するといいこと教えてやるよ、とまたにやり。
その笑顔に逆らえるはずなんてない。


こんなの全部「すき」っていえばいいんだよ
2006'12.24.Sun
(ハマイズ)

ももかんがクリスマスは休みだという。あの人のことだから絶対に練習だと思っていたのに。田島が「デートかなぁ」と呟いたから「バイトだろ」と返してやった。冬空の下サンタの格好で風船を配る、あいつの背中が見えた気がした。

クリスマスバイトだから一緒にいれない、と言われたのは昨日。
気にしないのにな、そんなこと。言われなければ気にしないのに。
浜田があんまりにも申し訳なさそうな顔をして言うもんだからサプライズをしてあげようなんて思ったりするんだ。


「・・・ていずみ?!」
冷たいドアと冷たい空気と浜田の驚いた顔にひとこと、メリークリスマスを。



なんだかどうしようもない話になったなぁ・・・。
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