あまいおかし、
日記もどき↑ 暴走のままに文章(現在rkrn多め)↓
2007'06.23.Sat
(ハマイズ)
05: 一度しか言わない。てか、言えない
静かな夜。
こぽこぽとこぼれるのは浜田が入れているコーヒーの音。甘め、とひとこと呟いたらはいはい、と返される。なんて会話だこれ、と思わなくもないけど居心地がよすぎるからなにも言えない。舌先に触れる、ぬるい温度のコーヒーみたいで体にす、と染みわたっていく。
「泉」
かたん、と置かれたコーヒーブラウンが揺れる。くるくる、うずまきを何重も何重も描く。じ、と見詰めていたら浜田が「そんなにおもしろい?」と苦笑するように聞いてくる。こうゆうときばっか大人ぶる。だけどだからやっぱり、浜田なのだ。
「好きだよ」
質問には答えずにまったく別のことを答えてみる。驚いたように目を開いた浜田は「え・・・」と耳を疑っているようで。答えはいらない。たまにはいいたくなる。それだけで。もう一度!と懇願する浜田を無視してぬるいコーヒーをすする。
うん、おいしい。
浜田はまだ先ほどの言葉に動揺しているようで、こうゆうときは、子供みたいだ。だけどやっぱり浜田は浜田で。そもそもあんなセリフ何度もいわなくてもいいだろう。―正しくは言えない、なのだけれど。
*
泉はあんまり苦いものはのまなそうだなと勝手なイメージ。
05: 一度しか言わない。てか、言えない
静かな夜。
こぽこぽとこぼれるのは浜田が入れているコーヒーの音。甘め、とひとこと呟いたらはいはい、と返される。なんて会話だこれ、と思わなくもないけど居心地がよすぎるからなにも言えない。舌先に触れる、ぬるい温度のコーヒーみたいで体にす、と染みわたっていく。
「泉」
かたん、と置かれたコーヒーブラウンが揺れる。くるくる、うずまきを何重も何重も描く。じ、と見詰めていたら浜田が「そんなにおもしろい?」と苦笑するように聞いてくる。こうゆうときばっか大人ぶる。だけどだからやっぱり、浜田なのだ。
「好きだよ」
質問には答えずにまったく別のことを答えてみる。驚いたように目を開いた浜田は「え・・・」と耳を疑っているようで。答えはいらない。たまにはいいたくなる。それだけで。もう一度!と懇願する浜田を無視してぬるいコーヒーをすする。
うん、おいしい。
浜田はまだ先ほどの言葉に動揺しているようで、こうゆうときは、子供みたいだ。だけどやっぱり浜田は浜田で。そもそもあんなセリフ何度もいわなくてもいいだろう。―正しくは言えない、なのだけれど。
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泉はあんまり苦いものはのまなそうだなと勝手なイメージ。
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